【ミヤケテグリの生態!】生息地や最大の大きさなど!yuki

みなさんこんにちは。

本日は、ミヤケテグリの生態についてまとめていきたいと思います。

 

ミヤケテグリは、スズキ目ネズッポ科コウワンテグリ属に分類される海水魚です。

ミヤケテグリは、蝶のような背びれを広げた姿が美しくダイバーに人気があります。

 

では詳しくご紹介しましょう。

ミヤケテグリ写真をお見せします!

ミヤケテグリ特徴や性格についてもお伝えしますね。

 

ミヤケテグリの写真(画像)!特徴や性格は?漢字や英語で何ていうの?名前の由来はなに?

(出典元:Instagram moegi06様 より)

ミヤケテグリは白と朱色の大理石模様の美しい容姿が特徴です。

ミヤケテグリの性格はおとなしく、同種や近縁種を除き他の魚をいじめることもありません。

しかし、他の魚から攻撃されることがあるので飼育する場合は強い性格の魚と混泳は避けましょう。

ミヤケテグリは普段は海底を這うようにして泳ぎ、たまに水槽の上方まで泳ぐこともあります。

特にオスのミヤケテグリは、背ビレを開いてメスにアピールし産卵時は、ペアで30センチメートルくらい上昇します。

ミヤケテグリの和名は「ミヤケテグリ」、漢字名は現在ではありませんでした。

ミヤケテグリの名前の由来は、1985年アメリカの海洋生物学者ジャック・モイヤー氏が三宅島で発見したことから、和名に「ミヤケ」、学名に「モイヤー」がついています。

別名ルビードラゴネットと呼ばれています。

英名は「Moyer’s dragonet」学名は「Synchiropus moyeri」です。

 

次にミヤケテグリ生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします。

 

ミヤケテグリの生息地(分布)はどこなの?原産地はどこ?

 

ミヤケテグリの生息地は南日本の太平洋岸、伊豆諸島、鹿児島県、琉球列島、八重山諸島に分布しています。

日本以外では、パラオ諸島やオーストラリアの西岸・北西岸などでも分布が確認されています。

ミヤケテグリは水深10メートル前後の藻類が多い岩礁やサンゴ礁、岩場、小さな砂がれき溜まりに生息することが多いです。

また、鹿児島県での観察例では水深7メートルと27メートルの地点でも確認されています。

今後も発見される場所が広がるかもしれませんね。

 

次は、ミヤケテグリが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するのかについてお伝えします。

 

ミヤケテグリが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するの?寿命の平均と最長は?

 

ミヤケテグリの成魚の体長は約7~8センチメートルになるとされています。

最大サイズ、体重、寿命、最高齢についての具体的な情報は見つけることができませんでした。

ミヤケテグリは1985年に認知されていますので、生態やサイズ等の調査が進めば、今後詳しい寿命なども明らかになることを期待したいですね。

 

それでは次にミヤケテグリ育て方(飼育方法)をお伝えします!

 

ミヤケテグリの育て方(飼育方法)は?水槽や照明器具の選び方は?

 

ミヤケテグリはまだ不明点もあり自宅水槽で飼育は難しいとされています。

いくつか飼育時におけるポイントをご紹介していきます。

■水槽
ミヤケテグリは体長が約6~8センチメートル程度まで成長します。
砂底を這うように移動するので60センチメートル以上の水槽を用意するとよいでしょう。
クマノミなどおとなしい魚や貝類、エビ類であれば混泳の可能です。
求愛活動はペアで上昇しますので、高さのある水槽だと繁殖するかもしれません。

■フィルター
水質を清潔に保つためにはフィルターが必要です。
ミヤケテグリは小型なので、フィルターに吸い込まれないように注意をしましょう。

■照明
ミヤケテグリの生活のリズムを付けるため、病気予防に殺菌作用のある照明を設置してあげましょう。
特に明るい照明は必要なく、明るすぎると隠れることの方が多くなります。

■水温管理
ミヤケテグリの適温は不明ですが、串本で23~26度で幼魚が確認されています。
成魚も同じくらいの水温で管理をしてきましょう。
水温を一定に保つための水温計、ヒーターやクーラーを設置して水温の管理を行います。

■ライブロック
ミヤケテグリは砂底や岩を這うように歩くので底砂やサンゴ砂を敷いてあげます。
隠れ家となりやすいのでライブロック、サンゴ、岩など置いてあげましょう。
ミヤケテグリは美しいヒレがあるので、写真が撮りやすいように設置するとよいでしょう。

 

次に、ミヤケテグリサの量とやり方に関してお伝えします。

 

ミヤケテグリの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?

 

ミヤケテグリはエサを食べるのが遅く1ヶ所に留まって食べ続けることができない性格をしています。

そのため食べる時間はかかりますが、食べる量は多い方です。

ミヤケテグリはネズッポ類同様、ライブロックなどの付着物をつつきながら食べ歩いていますが、慣れてくると冷凍エビや粒状の人工エサも食べてくれるようになります。

微生物層が豊富なサンゴ水槽などで飼育してあげると上手に育てやすいです。

ミヤケテグリにエサを与えるとき、きちんと食べられているか確認をしておきましょう。

 

それでは次に、ミヤケテグリがかかりうる病気をお伝えします。

 

ミヤケテグリがかかりうる病気は?対策方法も!

 

ミヤケテグリは、特定の病気にかかりやすいという情報は見つけることができませんでした。

しかし、一般的に魚はストレスや不適切な飼育環境により様々な病気にかかる可能性があります。

これには感染症、寄生虫、皮膚病などが含まれます。

ミヤケテグリは餌付けが難しく、食べる速度が遅いため、栄養不足になりやすいとされています。

これは体調を崩す一因となり得ます。そのため、適切な飼育環境と栄養バランスの良い食事を提供することが重要です。

ミヤケテグリの健康を維持するためには、定期的な水質チェックや水槽の清掃も重要です

 

次は、ミヤケテグリは食べることができるのかについてお伝えします。

 

ミヤケテグリは食べることができるの?食べ方は?

 

ミヤケテグリは食用にされることは無いようです。

そのため、その味についての情報は見つかりませんでした。

ミヤケテグリは飼育は難しいですが美しい色彩で観賞魚として人気があります。

ミヤケテグリは食用とするより、ダイビング中や水槽で飼育して見て楽しむようにしましょう。

 

次に、ミヤケテグリ性別雌雄(メスオス)に関してお伝えします。

 

ミヤケテグリの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

 

ミヤケテグリのオスとメスの見分け方は大きさと背ビレでわかります。

オスの方がメスより大きく繁殖中は特にわかりやすいです。

夏になるとオスは縄張り内にいる複数のメスに訪問して繁殖活動をします。

ペアとなっている時は大きい方がオスですね。

またオスの成魚の背ビレは糸状に伸長し、眼鏡のような2個の丸い模様がありメスより大きいです。

ミヤケテグリは背びれを全開にすることは少ないですが、開いたときに大きさを確認してみて下さいね。

 

次に、ミヤケテグリ販売価格や値段はどれくらいなのかについてお伝えします。

 

ミヤケテグリの販売価格や値段はどれくらいなの?平均はどれくらい?

 

ミヤケテグリはオンラインショップや海水魚店で購入が可能です。

オスでサイズは4センチメートルで3500円といった販売価格がありました。

サイト上はオスとメスの判別不可のショップもありましたので、直接問い合わせするとわかるかもしれません。

送料や運搬方法、餌付けされているかなどを購入前に確認しておくとよいです。

海水魚店で購入する場合は、元気に泳いでいるもの、体に傷がない個体を選ぶとよいです。

水槽水や水槽の準備をして、ミヤケテグリのお迎えをしましょう。

 

最後に、ミヤケテグリ種類はなにがいるのかについてお伝えします。

 

ミヤケテグリの種類はなにがいるの?似ている種類や品種は?

 

ミヤケテグリは、スズキ目ネズッポ科に分類されています。

ネズッポ科は世界で20属183種、日本では14属34有効種および1未記載種が現在確認されています。

ミヤケテグリに似ている魚としては「セソコテグリ」がいます。

セソコテグリは全長5~6センチメートルで、伊豆諸島、屋久島、琉球列島に生息しています。

ミヤケテグリとセソコテグリの見分けるポイントは、背びれです。

●ミヤケテグリのオスは、黄色で眼鏡のような2つの斑点があります。
セソコテグリのオスは、黒色で縦長の模様が見られます。

●ミヤケテグリのメスは、背びれは黒色です。
セソコテグリのメスは、茶色と白っぽい縦長の模様があります。

2種とも体は朱色と白がメインなので、背びれで見分けをしてくださいね。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

ミヤケテグリのまとめ!

 

ミヤケテグリは、スズキ目ネズッポ科コウワンテグリ属に分類される海水魚です。

ミヤケテグリの性格はおとなしく、同種や近縁種を除き他の魚をいじめることもありません。

英名は「Moyer’s dragonet」学名は「Synchiropus moyeri」です。

ミヤケテグリの生息地は伊豆諸島、鹿児島県、琉球列島、八重山諸島に分布しています。

ミヤケテグリの成魚の体長は約7~8センチメートルになるとされています。

ミヤケテグリは砂底や岩を這うように歩くので底砂やサンゴ砂を敷いてあげます。

ミヤケテグリは食べる時間はかかりますが、食べる量は多い方です。

ミヤケテグリは特定の病気にかかりやすいという情報は見つけることができませんでした。

ミヤケテグリは食用にされることは無いようです。

ミヤケテグリのオスとメスの見分け方は大きさと背ビレでわかります。

販売価格はオスでサイズは4センチメートルで3500円程です。

ミヤケテグリに似ている魚としては「セソコテグリ」がいます。

 

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

(出典元:アイキャッチ画像はInstagram asuka.kota_4dk 様 より)

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