【ミノカサゴの生態!】生息地や最大の大きさなど!

 

みなさんこんにちは。

本日は、ミノカサゴの生態についてまとめていきたいと思います。

 

ミノカサゴはスズキ目フサカサゴ科ミノカサゴ属に分類される海水魚です。

背ビレや胸ビレを広げた姿はとても美しいですが、背ビレには毒がでるトゲがあります。

 

では詳しくご紹介しましょう

ミノカサゴ写真をお見せします!

ミノカサゴ特徴や性格についてもお伝えしますね。

 

ミノカサゴの写真(画像)!特徴や性格は?漢字や英語で何ていうの?名前の由来はなに?

 

 

ミノカサゴの一番の特徴は独特で印象的な容姿でしょう。

ダイバーや観賞魚としてファンの多い海水魚です。

■大きなひれ
ミノカサゴは楕円形で側扁した体を持ち、大きなひれが特徴的です。

■毒を持つ
背ビレに並んだ18本のトゲには毒があり、外敵から身を守っています。

刺されると激痛が走ります。毒の種類は混合毒で、刺された場所は赤く腫れ上がり、発熱、頭痛、吐気、手足麻痺、呼吸困難などを引き起こします。

■蝶のような姿
体色は肌色やピンクのような少しだけ赤みがかったような色で、体表には茶色~暗褐色の太い横帯や細い横帯が不規則に多数並んでいます。

蝶を思わせる姿は、海藻などと思わせて外敵から身を守る手段と考えられています。

性格はおとなしく臆病で、海中では攻撃しないとわかると近くで観察させてくれます。

和名は「ミノカサゴ」漢字は「蓑笠子」と書きます。

名前の由来は、ミノカサゴが持つ長い胸ビや背ビレを蓑(みの)に見立て、それをまとっているかのような姿からという説があります。

英名は「Luna lionfish」、学名は「Pterois lunulate Temminck & Schlegel, 1843」です。

 

次にミノカサゴ生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします。

 

ミノカサゴの生息地(分布)はどこなの?原産地はどこ?

 

ミノカサゴは、日本では北海道の南部から琉球列島にかけて広く分布しています。

朝鮮半島南部から台湾、オーストラリア北部など西太平洋の沿岸部、西太平洋からインド洋にかけての温帯域から熱帯域にも分布しています。

ミノカサゴは水深10~60メートルの岩礁域やその周辺の砂底・砂泥底に生息しています。

特に砂底が混ざる開けた場所を好んで生息しています。

原産地についてわかる情報はありませんでしたが、現在生息している場所が広く原産地といえるかもしれません。

 

次は、ミノカサゴが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するのかについてお伝えします。

 

ミノカサゴが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するの?寿命の平均と最長は?

 

ミノカサゴの体長は通常30~38センチメートルになります。

ミノカサゴは最大で45センチメートル程で、体重は最大で1.5キログラムという個体がいました。

ミノカサゴは釣りでも楽しめますので、大物を釣り上げたいですよね。

野生下のミノカサゴの寿命は約15年です。

最長寿命についての情報は見つかりませんでしたが、平均で15年というのは長寿と言えるでしょう。

 

それでは次にミノカサゴ育て方(飼育方法)をお伝えします!

 

ミノカサゴの育て方(飼育方法)は?水槽や照明器具の選び方は?

 

ミノカサゴは観賞用として一度は飼育をしてみたい魚ですよね。

自宅でも飼育が可能ですが、様々な準備が必要です。

■水槽の準備
ミノカサゴは50センチメートル程なので150センチメートルの大型の水槽を用意してあげましょう。
稚魚から飼育した場合は、水槽のサイズに合わせたサイズにまで成長します。

■ろ過フィルターの設置
水槽水をきれいに保つためにオーバーフローを設置することが重要です。

■照明
生活のリズムを付けるためと病気予防に殺菌作用のある照明を設置してあげます。

■水温と水質の管理:
ミノカサゴに適している水温は23~28度前後の水温を好みます。
クーラーやヒーター、水温計を用いて水温管理を毎日行います。

■レイアウト
ミノカサゴが砂は特に必要は無いですが、ライブロックや岩など隠れる場所を作り水槽内をレイアウトしてみましょう。

■混泳
ミノカサゴはペアにすると繁殖するかもしれません。おとなしい性格なので混泳も可能です。

 

次に、ミノカサゴサの量とやり方に関してお伝えします。

 

ミノカサゴの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?

 

ミノカサゴは野生下では小魚、エビ、イカなの甲殻類を食べ肉食性です。

飼育下では、人工飼料や魚、イカの切り身を与えるとよいでしょう。

野生の個体はなかなかエサを食べてくれないことがあります。

トゲに刺されないように気を付けながら、ピンセットでエサを与えてみましょう。

ミノカサゴのエサの量は与えすぎに気を付けて時間を決めて与えましょう。

慣れてくると、「エサをくれる」と水槽に寄ってくる個体もいます。

 

それでは次に、ミノカサゴがかかりうる病気をお伝えします。

 

ミノカサゴがかかりうる病気は?対策方法も!

 

ミノカサゴがかかりうる病気は白点病があります。

ミノカサゴの体表に虫がついていないか、小さな白点がついていないか、目が濁っていないかなど毎日観察することが大切です。

病気になってしまったら、海水魚用の薬で薬浴をして様子を見てあげます。

その際は、背びれに触らないように気を付けていきましょう。

ミノカサゴのフンの状態や回数も確認するとよいでしょう。

ミノカサゴのヒレに穴があいていることもありますが、オス同士の争い時になることもあるので病気ではないそうです。

 

次は、ミノカサゴは食べることができるのかについてお伝えします。

 

ミノカサゴは食べることができるの?食べ方は?

 

ミノカサゴは食用として食べられ、市場では水揚げもよくされています。

調理するときは背ヒレのトゲに注意して、捌いてきます。メスだと卵がお腹にはいっていることもあります。

ミノカサゴはお刺身も美味しいですが、身は水っぽいので唐揚げやフライなど火を通した調理の方が向いています。

食味は、白身で弾力のある身をしており、味付けは濃い目すると美味しく食べられます。

 

次に、ミノカサゴ性別雌雄(メスオス)に関してお伝えします。

 

ミノカサゴの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

 

ミノカサゴのオスとメスの見分けについては、オスの方がメスより大きいです。

しかし、ミノカサゴが複数匹いると大きさでは見分けができませんよね。

ミノカサゴは夏に繁殖を迎え、オスとメスがペアとなります。

求愛行動は、オスの体色が赤くなりメスにアピールをします。

またオス同士の争いもあり2匹がヒレをかじるなど攻撃的になります。

オス同士で海中を猛スピードで上昇し戦っています。

オスとメスの見分けをするには繫殖活動中が一番わかりやすいですね。

 

次に、ミノカサゴ販売価格や値段はどれくらいなのかについてお伝えします。

 

ミノカサゴの販売価格や値段はどれくらいなの?平均はどれくらい?

 

ミノカサゴはオンラインショップで購入が可能です。

サイズと価格は、6~8センチメートル程で3000円、もう少し大きなサイズは5000円程の価格で販売されていることが多いです。

ミノカサゴはいろいろな種類も販売されており、数も1~3匹といった複数で販売されているショップもありました。

送料はお店によって価格が異なるので、運搬方法も含めて各サイトをチェックしてみましょう。

食用のミノカサゴは九州の市場では水揚げされており、100グラム50円程でとてもお買い得ですよね。

背ビレのトゲが刺さると手がはれてしますので、購入時は注意しましょう。

 

最後に、ミノカサゴ種類はなにがいるのかについてお伝えします。

 

ミノカサゴの種類はなにがいるの?似ている種類や品種は?

 

ミノカサゴには様々な種類がいますが、特に似ている魚はハナミノカサゴでしょう。

どちらもフカサゴ科に分類され属にされ、以下の特徴で区別することができます。

■ミノカサゴ
尾ビレは無地です。
伊豆半島~南日本で温帯性で、開けた砂地で生息をしています。胸ビレ軟条が12~13本ほどある。

■ハナミノカサゴ
尾ビレに細かい暗色斑があります。
主に伊豆半島~沖縄の熱帯性で岩礁やサンゴ礁に生息をしています。胸ビレ軟条が14~15本ほどでミノカサゴより多いです。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

ミノカサゴのまとめ!

 

ミノカサゴはスズキ目フサカサゴ科ミノカサゴ属に分類される海水魚です。

ミノカサゴの性格はおとなしく、背ビレには毒がでるトゲがあります。

ミノカサゴの和名は「ミノカサゴ」、漢字は「蓑笠子」と書きます。

ミノカサゴは、日本では北海道の南部から琉球列島にかけて広く分布しています。

ミノカサゴは最大で45センチメートル程で、体重は最大で1.5キログラム程の個体がいました。

ミノカサゴに適している水温は23~28度前後となります。

ミノカサゴは野生下では小魚、エビ、イカなの甲殻類を食べ肉食性です。

ミノカサゴがかかりうる病気は白点病があります。

ミノカサゴは食用とされ、白身は水っぽいのですが唐揚げやフライなど美味しく食べられます。

ミノカサゴのオスとメスの見分けについては、オスの方がメスより大きいです。

ミノカサゴの販売価格は6~8センチメートル程で3000円がよく出回っています。

ミノカサゴと似ている魚はハナミノカサがいます。

 

それでは今回はこれで失礼します。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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