【コガネシマアジの生態!】生息地や最大の大きさなど!

 

みなさんこんにちは。

本日は、コガネシマアジの生態についてまとめていきたいと思います。

 

コガネシマアジはスズキ目アジ科コガネシマアジ属に分類される海水魚です。

コガネシマアジの稚魚は鮮やかな黄色と黒のトラ模様をしており観賞用として人気です。

 

では詳しくご紹介しましょう。

コガネシマアジの写真をお見せします!

コガネシマアジの特徴や性格についてもお伝えしますね。

 

コガネシマアジの写真(画像)!特徴や性格は?漢字や英語で何ていうの?名前の由来はなに?

 

(出典元:Instagram tropilandkodaira 様より)

 

コガネシマアジは成魚と幼魚で体表などが異なります。

稚魚、幼魚はトロピカルなトラ柄模様をしており群れを作っています。

パイロットフィッシュと言われ、大型の魚にくっついたり先導したりしています。

見た目がかわいいので、飛行機の機体にイラストを描かれたこともあります。

成魚は、トロピカル感は少なくなり、シルバーと黄金色の横ライン模様になり幼魚に比べると薄くなります。

尾ヒレと背びれ、胸ビレは幼魚の名残があり黄金色です。

コガネシマアジは穏やかな性格なので、混泳は可能です。

和名は「コガネシマアジ」漢字は「黄金縞鯵」と書きます。

名前の由来は体表に黄金色の横ラインがあるのでコガネシマアジと呼ばれているようです。

英名は「golden trevally」「banded trevally」「king trevally」、ハワイでは「yellow ulua」「papio」と呼ばれています。

学名は「Gnathanodon speciosus(Forsskål, 1775)」です。

 

次にコガネシマアジの生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします。

 

コガネシマアジの生息地(分布)はどこなの?原産地はどこ?

 

コガネシマアジは、インド洋、太平洋の温帯海域に広く分布しています。

日本では鹿児島や沖縄島以南の琉球列島でよく見られます。

コガネシマアジの成魚は、単独か小さな群れを作り水深20メートル前後の沿岸の岩礁やサンゴ礁域で生息しています。

幼魚はパイロットフィッシュと言われ、大型の魚を先導したり、そばにくっついて泳いでいます。

稚魚の時はクラゲ、幼魚はサメなどのそばにいることで身を守っていると思われます。

原産地については、特定できませんがインド洋、太平洋の温帯海域が広く原産地であるといえるでしょう。

 

次は、コガネシマアジが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するのかについてお伝えします。

 

コガネシマアジが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するの?寿命の平均と最長は?

 

コガネシマアジの成魚は40~50センチメートル前後となります。

コガネシマアジは孵化後3年ほどで、全長50~70センチメートル、体重2~4.2キログラムとなります。

体重については77センチメートルで5.76キログラムがあるなど、大型の魚を示すデータが多くあります。

最大サイズは、120センチメートルで15キログラムというデータがありました。

今後も記録更新する個体が現れるかもしれませんね。

寿命について、野生下で10年ほどで、最高齢は不明でした。

飼育下で栄養のあるエサや、ストレスのない環境であれば、外敵がいないので寿命はもう少し長くなるかもしれませんね。

 

それでは次にコガネシマアジの育て方(飼育方法)をお伝えします!

 

コガネシマアジの育て方(飼育方法)は?水槽や照明器具の選び方は?

 

コガネシマアジの稚魚は見た目の鮮やかさで観賞用として人気ですが全長100センチメートルほどまで成長するので、大型の水槽が必要です。

稚魚から飼育すれば水槽サイズに合わせたサイズにはなりますが、ある程度大型になることを予想したほうがいいです。

もし飼育できくなったら購入した海水魚店に引き取ってもらえるか確認してみましょう。

海にリリースすることは避け、最後までお世話をしてあげましょう。

■水槽の準備
コガネシマアジは最大全長100センチメートル程に成長しますので180センチメートル以上の大型水槽を用意してあげましょう。

■ろ過フィルターの設置
コガネシマアジは海水魚なので、オーバーフローを設置することが重要です。

■水温と水質の管理:
コガネシマアジに適している水温は22〜23度の水温を好みます。クーラーやヒーター、水温計を用いて水温管理を毎日していきます。

■照明
生活のリズムをつけるため、照明を設置し殺菌作用のある照明器具を設置します。

■混泳について
コガネシマアジは穏やかな性格なのでデバスズメダイ、クマノミ、コバルトスズメダイなどと混泳可能なのでトロピカルな水槽が楽します。

コガネシマアジはエサをたくさん食べるので混泳の魚を食べてしまうこともあります。

■レイアウト
水質浄化ができるライブロックや岩などは泳ぎの邪魔にならないように設置して水槽内をレイアウトしてあげます。

 

次に、コガネシマアジのエサの量とやり方に関してお伝えします。

 

コガネシマアジの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?

 

コガネシマアジは、野生下では底砂を掘り起こし甲殻類や貝類など砂ごと食べていますが、飼育下では、人工飼料で大丈夫です。

コガネシマアジは食べる量が多い方なので、どれくらい食べるのか確認をし、混泳する魚がちゃんと食べているかも観察してみましょう。

1日朝と夕方の2回を時間を決めてあげると体調の変化も気が付きやすいです。

コガネシマアジが食べ残したエサは水槽水の汚れの原因となりますので、食べきる量を与えてあげます。

 

それでは次に、コガネシマアジがかかりうる病気をお伝えします。

 

コガネシマアジがかかりうる病気は?対策方法も!

 

コガネシマアジはハダムシがくっついていることが多いです。

目が濁ったり、背中の色が違うなど症状が見られるので毎日チェックしてあげます。

また、混泳している魚にハダムシが寄生することがあります。

もしかかってしまったら、淡水浴をさせてハダムシを剥がれ落としてあげます。

コガネシマアジは海水魚によく見られる白点病にかかるかもしれないので、体に白い点々があるか見てあげましょう。

海水魚用の薬があるので薬浴してもよいでしょう。

コガネシマアジを飼育する場合は、水槽水の管理、水温、バランスのあるエサを毎日与えてあげることが病気への対策となります。

 

次は、コガネシマアジは食べることができるのかについてお伝えします。

 

コガネシマアジは食べることができるの?食べ方は?

 

コガネシマアジの成魚は食用となります。

シマアジと同じように3枚おろしに捌いたら、刺身やフライ、煮つけなど様々な調理方法で食べられます。

大型の魚なので、1匹でいろいろな料理ができますので食べ応えがあるでしょう。

オスなら白子、メスなら卵があるので酢の物にするなど珍しい1品が味わえます。

身は脂がのってとても美味しいという評判がありますので、

 

幼魚のコガネシマアジは食用にするより観賞用として楽しみたいですね。

 

次に、コガネシマアジの性別雌雄(メスオス)に関してお伝えします。

 

コガネシマアジの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

 

コガネシマアジのオスとメスの見分けは、外見では困難と思われます。

繁殖時期がオスとメスの見分けがしやすいと思われますが、婚姻色などの情報は見つかりませんでした。

産卵時期は5~8月で、昼間の水温が25度以下だと産卵はしないようです。

繁殖行動などは今後の調査しだいではオスとメスの見分けのポイントもわかるかもしれませんね。

 

次に、コガネシマアジの販売価格や値段はどれくらいなのかについてお伝えします。

 

コガネシマアジの販売価格や値段はどれくらいなの?平均はどれくらい?

 

コガネシマアジはオンラインショップで購入が可能です。

サイズは5センチメートルで3000円程、4~6センチメートルで2000円という価格がありました。

それぞれ海外から輸入されていた個体でオスとメスの判別、餌付けがされているかは不明です。

多くのショップでは在庫がありましたので、水槽の設置や水槽水の準備ができたら購入してみましょう。

しかし、大型の魚なので、最後までお世話ができるかよく検討する必要があります。

購入する際は元気に泳いでいるもの、体に傷が無いか、病気はしていないか、餌付けがされているかなどを確認しておきましょう。運搬方法や送料も確認するとよいです。

 

最後に、コガネシマアジの種類はなにがいるのかについてお伝えします。

 

コガネシマアジの種類はなにがいるの?似ている種類や品種は?

 

コガネシマアジが属するコガネシマアジ属はこの1種のみとなります。

今後、コガネシマアジの新たな種が見つかるかもしれませんね。

コガネシマアジのようなトラ柄の魚は以下のような種がいます。

■メガネウマズラガギ
カワハギ科で大きさ15センチメートル程で沖縄など温暖な海域に生息しています。

■オヤビッチャ
スズメダイ科で体長12センチメートル程で青森以南の海域に生息しています。

■ミギマキ
タカノハダイ科で体長26センチメートル程で新潟以南の海域に生息しています。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

コガネシマアジのまとめ!

 

コガネシマアジはスズキ目アジ科コガネシマアジ属に分類される海水魚です。

コガネシマアジは成魚と幼魚で体表などが異なります。

和名は「コガネシマアジ」漢字は「黄金縞鯵」と書きます。

コガネシマアジは日本では鹿児島や沖縄島以南の琉球列島でよく見られます。

コガネシマアジの最大サイズは120センチメートルで15キログラムというデータがありました。

コガネシマアジの稚魚は見た目の鮮やかさで観賞用として人気です。

コガネシマアジは、野生下では底砂を掘り起こし甲殻類や貝類など砂ごと食べています

コガネシマアジはハダムシがくっついていることが多いです。

コガネシマアジの成魚は食用となります。

コガネシマアジのオスとメスの見分けは外見では困難と思われます。

コガネシマアジはオンラインショップで購入が可能です。

コガネシマアジが属するコガネシマアジ属はこの1種のみとなります。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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