【イスズミの生態!】生息地や最大の大きさなど!

 

みなさんこんにちは。

本日は、イスズミの生態についてまとめていきたいと思います。

 

イスズミは、イスズミはスズキ目イスズミ科イスズミ属に分類されています。

水温が17度以下になると消波ブロックの近くに大きな群れを作ります。

 

では詳しくご紹介しましょう。

まずは、イスズミの写真をお見せします!

イスズミの特徴や性格についてもお伝えしますね。

 

イスズミの写真(画像)!特徴や性格は?漢字や英語で何ていうの?名前の由来はなに?

 

 

イスズミの体表には7本ほどの黄土色をした細い縦ラインがあります。

白く波が立つところでは、体側に大きな白い斑点を出し、周辺に溶け込んで外敵から身を守っています。

イスズミの和名は「イスズミ」で、漢字では「伊寿墨」と書きます。

地方によってさまざまな呼び方があり、イズスミ、ゴクラクメジナ、クシロ、ウンコタレ、ババタレなどど呼ばれています。

名前の由来の1つに、「イス」は石、「スミ」は棲む、という意味で、石場にいる魚という説があります。

また、釣りあげた後にフンをすることから、「ババタレ」などと呼ばれることもあるようです。

イスズミが捕まった後に、フンをしてしまうのは緊張をするからと考えられています。

英名は「Brassy chub」、学名は「Triakis scyllium」です。

 

次にイスズミの生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします。

 

イスズミの生息地(分布)はどこなの?原産地はどこ?

 

イスズミは、太平洋、インド洋などの浅海の岩礁域に広く分布しています。

日本近くでは、北海道、津軽海峡〜九州西岸の日本海・東シナ海、千葉県外房〜九州南岸の太平洋沿岸、琉球列島、小笠原諸島、韓国釜山、台湾、広東省に分布しています。

成魚は浅い海の岩礁、波当たりの強い荒磯に生息し、5センチメートルほどの幼魚は流れ藻などの漂着物にくっついて泳いでいます。

水温が17度以下と冷たくなると、消波ブロックの近くに大きな群れをつくって固まって行動をしています。この時期は釣りをするのに絶好のタイミングとなります。

 

原産地については詳細がわかる情報が見つかりませんでした。今後、調査などが進めば原産地がわかるかもしれませんね。

 

次は、イスズミが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するのかについてお伝えします。

 

イスズミが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するの?寿命の平均と最長は?

 

イスズミの最大全長は約70センチメートルになります。

しかし、体重については体長が50センチメートル程の個体だと約1.5キログラム程となります。

最大体重についての情報は見つかりませんでした。

イスズミはメスの方が成長が早く、7年でメスは57センチメートル程で、オスは49センチメートル程になります。

イスズミの寿命について詳細がわかる情報が見つかりませんでした。

今後、調査や研究が進めば、寿命のデータが明確になるかもしれませんね。

 

それでは次にイスズミの育て方(飼育方法)をお伝えします!

 

イスズミの育て方(飼育方法)は?水槽や照明器具の選び方は?

 

イスズミの飼育方法について、詳細がわかる情報は見つかりませんでした。

もし飼育をするならエサとなる甲殻類と混泳は避けた方がよいです。

今回は一般の海水魚の飼育について簡単についてご紹介しますので、参照ください。

■水槽
稚魚から飼育すれば水槽に合わせたサイズとなります。
成魚を飼育する場合は、120センチメートル以上の水槽が好ましいですが、運動不足にならないように大き目の水槽が好ましいです。

■水槽水の準備
水槽に水道水をいれたらカルキ抜きをして海水を作ります。
水中の塩分濃度が適切であるかを定期的にチェックし、必要に応じて新しい飼育水を加えて調整します。
濃度が測定できる比重計があると便利です。

■照明
照明を使って水中を明るくし生活のリズムを作ります。
病気の予防の為に殺菌灯をつけることをおすすめします。

■フィルター
適切なフィルターを使用して、水中の浮遊物、有機物、窒素エキスなどの汚れを取り除きます。
イスズミがフィルターに吸い込まれないように、網をつけるなど予防しておきます。

■水温管理
イスズミの適温は不明ですが、25度前後にして様子をみてみましょう。
夏の間は水温が上がらないように、冬の間は水温が下がらないように、管理をしていくとよいです。

■水質テスト
適切な水質を維持するために、水質テストを行い、必要に応じて水質調整を行います。

■飼育環境を整える
浄化作用のあるライブロックを入れて水槽粋水を清潔に保てるようにするとよいです。

 

水槽の準備ができたら、イスズミをそうっと入れてあげます。

しばらく様子を観察して体に傷がないか、泳ぎ方に異変は無いかを確認します。

イスズミがフンをする様子も確認しておきます。

色や形や量の毎日の変化も健康管理の1つとなります。

 

次に、イスズミのエサの量とやり方に関してお伝えします。

 

イスズミの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?

 

イスズミは、野生下では主に海藻、小魚、甲殻類、クラゲなどを食べています。

冬季は小魚を多く食べ、夏季は海藻類を好んで食べています。

特にホンダワラ類を好んで食べており夜でも食べていることも観察されています。

飼育下では、海藻、冷凍エビを与えてみましょう。

海藻をメインに作られた人口エサも与えてみましょう。

 

それでは次に、イスズミがかかりうる病気をお伝えします。

 

イスズミがかかりうる病気は?対策方法も!

 

イスズミが特定の病気になるかとおい情報は見つかりませんでした。

ただし、一般的に、魚類は病気になることがあります

海水魚がかかりやすいと言われる白点病とウーディニウム病(コショウ病、ベルベット病、サビ病)について簡単にご説明いたします。

■白点病
エラや目、体表に寄生する寄生虫で、ライブロックなどに体をこすりつけたり、白い点々がみえたら感染している可能があります。
海水魚用の薬がありますので薬浴させてあげましょう。
個体によっては、薬が合わないこともあります。

■ウーディニウム病
白点虫よりも小さな寄生虫で、エラや体表に寄生します。
白い点々は、白点病よりも見つけにくいのでいつもと違う泳ぎ方をしている、壁面に体をこすりつけるなどしていれば、感染している可能があります。
白点病とウーディニム病に違いは白い点の大きさですが、どちらも病気にかかってしまったら、
硫酸銅溶液、ヨウ素添加治療など海水魚専用の薬で薬浴し、与えている期間はエサを与えないようにしましょう。

また、感染した個体を元の水槽水と同じ大きさの水槽に移し、白点虫を排除してあげます。

症状が進むと呼吸困難になり死んでしまうことがあります。

死んでしまった魚から雑菌が発生しやすくなり、病気になることもあります。

イスズミは体が透明な部分が多いので白点が見にくいかもしれません。

いつもより違う泳ぎをしているなどあれば、別の水槽に移し様子を観察し病気の予防をしてあげましょう。

 

次は、イスズミは食べることができるのかについてお伝えします。

 

イスズミは食べることができるの?食べ方は?

 

イスズミは、食用として利用されています。

ただし、磯臭くて食べられないと評価の低い「イスズミ」ですが、実はとても美味しい魚です。

食用を目的とするなら磯臭さの少ない晩秋から冬にかけての時期がおすすめです。

イスズミを美味しく食べるためには、丁寧な下処理が重要です。

例えば、脳絞めしてエラの上部にある動脈を切り、血抜きします。エラと内臓もキレイに取りましょう。

イスズミは脂身が少なくたんぱくな白身なので、刺身よりも、薬味や酢味噌など濃い目のタレにつけて食べると美味しいです。

また、すり身にしたものをフライすると美味しく食べられます。

 

臭いが気になるイスズミですが、旬の冬に食べたり、調理法によって美味しく食べられますね。

 

次に、イスズミとメスの見分け方についてお伝えします!

 

イスズミの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

 

イスズミのオスとメスの見分けるには、サイズを確認します。

メスが大きく、オスが小さいですが、イズスミは群れを作るので、海中では見分けるは困難かもしれませんね。

イスズミは、沿岸域の岩礁もしくは藻場で産卵をしています。

産卵時期は6~10月で、オスが28センチメートル、メスは36センチメートルで成熟します。

繁殖時期もオスとメスの見分けがしやすいかもしれませんね。

 

次に、イスズミの販売価格や値段はどれくらいなのかについてお伝えします。

 

イスズミの販売価格や値段はどれくらいなの?平均はどれくらい?

 

イスズミは、1尾1.2キログラム当たり450~1000円で販売されています。

地域によっては高級魚になったり、お手頃価格にもなっています。

臭いが気になることから、市場にはあまり出回ることはないですが、とても手ごろな価格であれば、購入して様々な調理に使用したいですね。

またイスズミは、磯釣りで釣ることもできますので、自分で釣って捌いてもいいですよね。

 

最後に、イスズミの種類はなにがいるのかについてお伝えします。

 

イスズミの種類はなにがいるの?似ている種類や品種は?

 

イスズミはスズキ目イスズミ科イスズミ属に分類されている海水魚です。

イ日本近くで見られるイスズミ属には現在4種類が確認されています。

それぞれの特徴は、

■ミナミイスズミ・・・尾ひれが暗色、全長約50センチメートル

■ノトイスズミ・・・・尾ひれが黒色、口は角ばって短い。全長約50センチメートル。

■テンジクイサキ・・・幅広い背びれがある。全長40~50センチメートル。

■イスズミ・・・・・・・全長約50センチメートル。体表に黄土色の縦ラインがある。

イスズミは、「メジナ」に似ているとよく言われています。見分け方は、上面の棘の数を確認し、イスズミは11本、メジナは15本ほどとなります。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

イスズミのまとめ!

 

イスズミは、イスズミはスズキ目イスズミ科イスズミ属に分類されています。

イスズミは水温が17度以下になると消波ブロックの近くに大きな群れを作ります。

イスズミの和名は「イスズミ」で、漢字では「伊寿墨」と書きます。

イスズミは、主に千葉県外房〜九州南岸の太平洋沿岸、琉球列島、小笠原諸島で生息していま。

イスズミの最大全長は約70センチメートルになります。

イスズミがかかりうる病気は特にありませんでした。

イスズミはメスのほうが大きくオスの方が小さいです。

イスズミを飼育するには、海水魚の飼育方法を参考にします。

イスズミを食べるには、旬の冬に食べると美味しいです。

イスズミは、1尾1.2キログラム当たり450~1000円で販売されています。

イスズミのメジナに似ていますが棘の本数で見分けをします。

 

それでは今回はこれで失礼します。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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