【イソゴンベの生態!】生息地や最大の大きさなど!

 

みなさんこんにちは。

本日は、イソゴンベの生態についてまとめていきたいと思います。

 

イソゴンベはスズキ目ゴンベ科イソゴンベ属に分類される海水魚です。

体はぷっくりしておりカサゴや小型のハタの仲間と間違えられることもあります。

 

では詳しくご紹介しましょう。

まずは、イソゴンベの写真をお見せします!

イソゴンベの特徴や性格についてもお伝えしますね。

 

イソゴンベの写真(画像)!特徴や性格は?漢字や英語で何ていうの?名前の由来はなに?

 

(出典元:Instagram marekkornas 様より)

 

イソゴンベは背鰭棘(せびれきょく)の先端に小さな突起があり、その突起は糸状でフワフワと開いています。

イソゴンベはサンゴ礁域や岩礁域の波の荒い場所によく見られ、茶褐色に白い斑点模様がある体表は岩やサンゴと同化し外敵から身を守っています。

また夜行性であり、昼間は岩の近くでじっとしていることが多いです。

ダイバーが近づくと岩陰に隠れて、警戒心が強くおとなしい性格と思われます。

イソゴンベの和名は「イソゴンベ」で、イソゴンベの漢字表記は「磯好爺」です。

名前の由来は、磯に生息するゴンベ、という生息場所にちなんだ命名という説があります。

奄美地方では「がぶねばり」と呼ばれています。

イソゴンベの英名は「Stocky hawkfish」、学名は「Cirrhitus pinnulatus (Forster, 1801)」です。

 

次にイソゴンベの生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします。

 

イソゴンベの生息地(分布)はどこなの?原産地はどこ?

 

イソゴンベは、日本では伊豆半島、八丈島、小笠原諸島、屋久島、沖縄、南大東島に分布しており台湾、インド・太平洋に広く分布しています。

イソゴンベは波の荒いサンゴ礁や岩礁域で見られ、夜行性で昼間は岩の陰などでじっとしていることが多いです。

イソゴンベの原産地について詳細がわかるデータは現状見つかりませんでした。

今後、調査や研究が進めばわかるかもしれませんね。

 

次は、イソゴンベが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するのかについてお伝えします。

 

イソゴンベが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するの?寿命の平均と最長は?

 

イソゴンベは最大の体長は25センチメートル、ゴンベ科類ではやや大型のサイズとなります。

イソゴンベの最大の体重については詳細は分かりませんでした。

イソゴンベの寿命については、情報が見つかりませんでした。

ゴンベの寿命が、種類や個体差により異なりますが、野生では3年ほどというデータがありましたのでイソゴンベも同じくらいと思われます。

飼育下においては、ストレスの少ない環境であれば寿命は長くなるかもしれませんね。

寿命については、今後、調査や観測が進めばいろいろなデータが得られるかもしれません。

 

それでは次にイソゴンベの育て方(飼育方法)をお伝えします!

 

イソゴンベの育て方(飼育方法)は?水槽や照明器具の選び方は?

 

イソゴンベの飼育方法について、詳細がわかる情報は現状では見つかりませんでした。

今回は一般に海水魚の飼育方法を簡単にご説明いたします。

■水槽、水槽水の準備
水槽は、イソゴンベは成体で最大で25センチメートルに成長するので60センチメートル以上のサイズが必要とされます。
水槽に水道水をいれたらカルキ抜きをして海水を作ります。
水中の塩分濃度が適切であるかを定期的にチェックし、必要に応じて新しい飼育水を加えて調整します。
濃度が測定できる比重計があると便利です。

■照明
照明は生活のリズムをつくるためにも、時間を決めて消灯をしてあげます。
また、病気の予防の為に殺菌灯をつけることをおすすめします。

■フィルター
適切なフィルターを使用して、水中の浮遊物、有機物、窒素エキスなどの汚れを取り除きます。

■水温管理
イソゴンベの適切と思われる水温は25度前後です。水槽水が減ると水温が変化してきますので、毎日の確認を行うようにしましょう。
夏の間は照明などで水温が上がりやすく、冬の間は水温が下がらないように、気を付けてあげましょう。

■水質テスト
適切な水質を維持するために、水質テストを行い、必要に応じて水質調整を行います。

■飼育環境を整える
浄化作用のあるライブロックを入れて水槽粋水を清潔に保てるようにするとよいです。
隠れ家となる岩や、筒、底砂を入れてあげると、ストレスを感じず飼育ができると思われます。

 

次に、イソゴンベのエサの量とやり方に関してお伝えします。

 

イソゴンベの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?

 

イソゴンベは野生下ではカニなどの甲殻類や小魚を捕食します。

飼育下では、冷凍エビ、白身の魚などの切り身などを与えるとよいですが、同じエサばかりだと栄養の偏りが生じることも考えられるので、ビタミン剤など時々与えてみましょう。

エサの与えすぎは、水の汚れの原因になりますので、大量に与えず、食べきる量を与えます。

時間を決めてあげると、エサをくれる人によってくることもあります。

水槽内が清潔してあると観察がしやすいですが、イソゴンベに触れないように気を付けましょう。

 

それでは次に、イソゴンベがかかりうる病気をお伝えします。

 

イソゴンベがかかりうる病気は?対策方法も!

 

イソゴンベがかかりやすい特定の病気についての情報は見つかりませんでした。

水槽や水槽水がよく手入れされていれば、病気になることは少ないと思われます。

イソゴンベの体表の変化を見つけるのは困難ですが、じっとしていないなど、いつもとことなる様子があれば病気を疑ってみましょう。

主に海水魚は、白点病といった感染病にかかることもありますので、体に白い点々が見えたら
海水魚用の薬を使用するなどして治療をしてあげましょう。

 

次は、イソゴンベは食べることができるのかについてお伝えします。

 

イソゴンベは食べることができるの?食べ方は?

 

イソゴンベは食べると美味しいと言われています。

小骨が多く捌くのは手間ですが、刺身にすると身がぷりぷりとして弾力があります。

唐揚げ、煮つけにしても美味しく食べられます。

アラは美味しい出汁がとれるので、みそ汁や鍋料理にも利用ができます。身が少ないのが難点ですが、自分で磯釣りしたものを捌いてもいいですね。

イソゴンベは、主に国内では沖縄県南城市知念、鹿児島県屋久島、鹿児島県種子島などでよく食べられています。

 

次に、イソゴンベの性別雌雄(メスオス)に関してお伝えします。

 

イソゴンベの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

 

イソゴンベのオスとメスの見分けについて、外見ではとても困難と思われます。

繁殖中が、一番オスとメスがわかりやすいと思われますが、イソゴンベの繁殖時期については特に情報は見つかりませんでした。

繁殖行動にはオスがメスを追いかける追尾行動などがみられ、オスの方がアプローチしています。

イソゴンベのメスは1度に20000~27000個を産むことが調査されています。

飼育しているイソゴンベがペアとなり、産卵まで進めばオスとメスの見分けるチャンスがあるかもしれませんね。

また、捌いたときに、卵をもっていればメスとなります。

 

次に、イソゴンベの販売価格や値段はどれくらいなのかについてお伝えします。

 

イソゴンベの販売価格や値段はどれくらいなの?平均はどれくらい?

 

イソゴンベは、海水魚や熱帯魚の専門店やオンラインショップで購入が可能です。

5~10センチメートル程のサイズで6800円、12センチメートルで3500円といった価格で販売されていました。

しかし、在庫切れ、入荷待ちののショップも多いので、購入希望の場合は問い合わせをしてみるといいです。

購入する際は、元気に泳いでいるもの、体に傷がないか、送料、運搬方法を確認しておきましょう。

ショップで餌付けされていたら、どんなエサを与えていたのかも確認するとよいです。

イソゴンベは磯釣りで自分でも釣れますので、釣れたら自宅に持ち帰り飼育してもいいいでしょう。

その場合は最後までお世話をしてあげましょう。

 

最後に、イソゴンベの種類はなにがいるのかについてお伝えします。

 

イソゴンベの種類はなにがいるの?似ている種類や品種は?

 

イソゴンベが分類されるイソゴンベ属にはイソゴンベとジャイアントホークフィッシュが確認されています。

ジャイアントホークフィッシュは、全長60センチメートルとなり、ゴンベ科の中で最大のサイズです。体表は黄褐色に、白と黒のラインが不規則に並んでいます。

主にカリフォルニア半島からガラパゴス諸島にかけての太平洋沿岸の浅い海の岩礁やサンゴ礁に生息しています。

性格は荒っぽく攻撃性があり、イソゴンベとは違った性格のようです。

ジャイアントホークフィッシュは、イソゴンベは同じ仲間ですが日本近海では生息が確認されていません。

水族館で展示されるところもありますので、機会があれば観察をしてみましょう。

イソゴンベに似ている海水魚ではハタに間違われることもありますが、棘のひらひらの有無や大きさで見分けます。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

イソゴンベのまとめ!

 

イソゴンベはスズキ目ゴンベ科イソゴンベ属に分類される海水魚です。

イソゴンベは夜行性で昼間は岩陰などでじっとしていることが多いです。

イソゴンベの英名は「Stocky hawkfish」学名は「Cirrhitus pinnulatus (Forster, 1801)」です。

イソゴンベは、日本では伊豆半島、八丈島、小笠原諸島、屋久島、沖縄に分布しています。

イソゴンベは最大の体長は25センチメートル、ゴンベ科類ではやや大型のサイズとなります。

イソゴンベの平均寿命については詳細がわかりませんでした。

イソゴンベンの飼育方法は一般の海水魚と同じでよいと思われます。

イソゴンベがかかりうる病気は現状では不明です。

イソゴンベは美味しく食べることができ、オンラインショップでも購入可能です。

イソゴンベ属にはジャイアントホークフィッシュがいます。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

(出典元:アイキャッチ画像はInstargam pikokai 様より)

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