【オオカマスの生態!】生息地や最大の大きさなど!

 

みなさんこんにちは。

本日は、オオカマスの生態についてまとめていきたいと思います。

 

オオカマスは、スズキ目カマス科カマス属に分類される海水魚です。

全長は1メートルで群れを作りトルネードする光景が美しいです。

 

では詳しくご紹介しましょう。

まずは、オオカマスの写真をお見せします!

オオカマスの特徴や性格についてもお伝えしますね。

 

オオカマスの写真(画像)!特徴や性格は?漢字や英語で何ていうの?名前の由来はなに?

 

 

オオカマスは夜行性で、昼間は大きな群れで遊泳することが知られています。

全長1メートル程であるにも関わらず、群れとなって外敵から身を守っているのですね。

幼魚の頃から群れる習性があり、河川の河口、マングローブ、 藻場などでよく見られます。

幼魚の体はオリーブ色や茶色で、 茶褐色の黒色斑が見えます。

この色彩はヒルギ類の種子などの植物片に擬態するものと考えられています。

オオカマスの第1鰓弓(さいきゅう)に鰓耙(さいは)は無く、体表に「く」の字のような柄があります。

オオカマスの和名は「オオカマス」で、漢字表記は「大梭子魚」で、名前の由来は、「大型の梭子魚」を意味するとされています。

沖縄ではダイカマサーと呼ばれています。

英名は「Chevron Barracuda」、「Sawtooth Barracuda」と呼ばれています。

学名は「Sphyraena putnamae Jordan & Seale, 1905」です

 

次にオオカマスの生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします。

 

オオカマスの生息地(分布)はどこなの?原産地はどこ?

 

オオカマスは、日本国内では、奄美大島、沖縄、相模湾、和歌山、土佐湾などで台湾南部やインド、西太平洋域にも広く分布しています。

オオカマスは、昼間は群れとなって内湾やサンゴ礁の浅場に生息し、夜に行動しエサを食べています。

この群れに、似ている仲間のオニカサゴが紛れ込んでいることもあるようです。

オオカマスの原産地について詳細がわかるデータは現状見つかりませんでした。

今後、調査や研究が進めばわかるかもしれませんね。

 

次は、オオカマスが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するのかについてお伝えします。

 

オオカマスが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するの?寿命の平均と最長は?

 

オオカマスの最大サイズは体長は90センチメートルに達することがあります。

体重や重さについての具体的な情報は見つかりませんでした。

また、オオカマスの寿命についても、具体的な情報は見つかりませんでした。

カマスの寿命は大体7年ほどなので、オオカマスも同じくらいかもしれません。

オオカマスの調査や研究が進めば、体重や寿命の詳細なデータがとれるかもしれませんね。

 

それでは次にオオカマスの育て方(飼育方法)をお伝えします!

 

オオカマスの育て方(飼育方法)は?水槽や照明器具の選び方は?

 

オオカマスを飼育する際に注意することについての具体的な情報は見つかりませんでした。

一般的に、魚類を飼育する際には、水質や水温、餌、環境などに注意する必要があります。

また、飼育する魚の種類や生態に応じて、適切な飼育方法が異なることがあります。

それでは一般的な海水魚の飼育について簡単にご紹介します。

■水槽
稚魚から飼育すれば水槽に合わせたサイズとなります。
オオカマスの場合、成魚を飼育する場合は、120センチメートル以上の水槽が好ましいですが、運動不足にならないように大きい水槽が好ましいです。

■水槽水の準備
水槽に水道水をいれたらカルキ抜きをして海水を作ります。
水中の塩分濃度が適切であるかを定期的にチェックし、必要に応じて新しい飼育水を加えて調整します。
濃度が測定できる比重計があると便利です。

■照明
オオカマスは夜行性ですが、照明を使って水中を明るく照らし、生活のリズムをつくります。
病気の予防の為に殺菌灯をつけることをおすすめします。

■フィルター
適切なフィルターを使用して、水中の浮遊物、有機物、窒素エキスなどの汚れを取り除きます。
稚魚の場合はフィルターに吸い込まれないように、網をつけるなど予防しておきます。

■水温管理
オオカマスの適温は不明ですが、25度前後にして様子をみてみましょう。
夏の間は水温が上がらないように、冬の間は水温が下がらないように、管理をしていくとよいです。

■水質テスト
適切な水質を維持するために、水質テストを行い、必要に応じて水質調整を行います。

■飼育環境を整える
浄化作用のあるライブロックを入れて水槽粋水を清潔に保てるようにするとよいです。
水槽の準備ができたら、オオカマスをそうっと入れてあげます。しばらく様子を観察して体に傷がないか、泳ぎ方に異変は無いかを確認します。

オオカマスがフンをする様子も確認しておきます。

色や形や量の毎日の変化も健康管理の1つとなります。

 

次に、オオカマスのエサの量とやり方に関してお伝えします。

 

オオカマスの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?

 

オオカマスは野生下では海水中の小魚、甲殻類を食べています。

飼育下では、乾燥エビや海水魚用のエサをいくつか与え、何を一番食べるのか観察していきましょう。

エサの与えすぎは水の汚れの原因になりますので、大量に与えず、朝または夕方の1日2回程でよいでしょう。

食べ残したエサは取り除いてあげ、水槽水の清潔を保ちましょう。

水槽内が清潔であるとお魚の観察がしやすいですよね。

 

それでは次に、オオカマスがかかりうる病気をお伝えします。

 

オオカマスがかかりうる病気は?対策方法も!

 

オオカマスが病気になるかどうかについての具体的な情報は見つかりませんでした。

一般的に、魚類は病気になることがあります。

今回は、海水魚がかかりやすいと言われる白点病とウーディニウム病(コショウ病、ベルベット病、サビ病)について簡単にご説明いたします。

■白点病
エラや目、体表に寄生する寄生虫で、ライブロックなどに体をこすりつけたり、白い点々がみえたら感染している可能があります。
海水魚用の薬がありますので薬浴させてあげましょう。
個体によっては、薬が合わないこともあります。

■ウーディニウム病
白点虫よりも小さな寄生虫で、エラや体表に寄生します。
白い点々は、白点病よりも見つけにくいのでいつもと違う泳ぎ方をしている、壁面に体をこすりつけるなどしていれば、感染している可能があります。

白点病とウーディニム病に違いは白い点の大きさですが、どちらも病気にかかってしまったら、
硫酸銅溶液、ヨウ素添加治療など海水魚専用の薬で薬浴し、与えている期間はエサを与えないようにしましょう。

また、感染した個体を元の水槽水と同じ大きさの水槽に移し、白点虫を排除してあげます。

症状が進むと呼吸困難になり死んでしまうことがあります。

死んでしまった魚から雑菌が発生しやすくなり、病気になることもあります。

オオカマスがいつもより違う泳ぎをしているなどあれば、別の水槽に移し様子を観察し病気の予防をしてあげましょう。

 

次は、オオカマスは食べることができるのかについてお伝えします。

 

オオカマスは食べることができるの?食べ方は?

 

オオカマスは、東南アジアで大型個体が大量に水揚げされる一方、日本では漁獲量が少ないとされています。

稀にですが、日本国内における本種のシガテラ中毒が報告されており 厚生労働省による注意喚起があります。

オオカマスはオニカマスと似ていると言われています。

大きさはオニカマスの方が大きく、ヒレの違いで判断をします。

オニカマスには食物連鎖中で蓄積された毒を持つ個体が多いため、日本では食品衛生法で、食用としての取引や利用が禁止されています。

自分で釣りをしたときなど、間違えないように注意を払って確認をしましょう。

 

次に、オオカマスとメスの見分け方についてお伝えします。

 

オオカマスの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

 

オオカマスのオスとメスの違いについての具体的な情報は見つかりませんでした。

オオカマスの繁殖時期など、詳細は不明ですがカマスの繁殖時期は初夏の6~7月なので、オオカマスもその時期かもしれません。

数匹を飼育する場合、うまく環境が整ったら繁殖が行われるかもしれません。

オオカマスの繁殖行動についてはまだこれから調査や研究によって詳細がわかるかもしれませんね。

 

次に、オオカマスの販売価格や値段はどれくらいなのかについてお伝えします。

 

オオカマスの販売価格や値段はどれくらいなの?平均はどれくらい?

 

オオカマスは沖縄では安価な魚として流通をしていますが、詳しい価格帯は分かりませんでした。

カマスだと市場にもよく出回り1キログラムで3000円ほどで販売されています。

しかし、オオカマスもシガテラ毒を持つ魚として注意喚起がありますので、食用は控えた方がいいでしょう。

飼育用での販売価格についても、詳しい情報は見つかりませんでした。

オオカマスは、ルアーや餌付けで釣ることも可能なので、もし釣りをしていて捕まえてしまったら、そのまま自宅で飼育をしてもいいですね。

その場合は、最後までしっかりとお世話をしていきましょう。

 

最後に、オオカマスの種類はなにがいるのかについてお伝えします。

 

オオカマスの種類はなにがいるの?似ている種類や品種は?

 

オオカマスは、カマス科に属する魚で、カマスには9種が現在確認されています。

大体の全長を比較してみると、30センチメートルから1.5メートルと幅が広いですね。

オニカマスSphyraena barracuda,全長約1.5メートル。
オオカマス Sphyraena putnamae 全長約90センチメートル
オオメカマス Sphyraena forsteri,全長約65センチメートル
アカカマス Sphyraena pinguis, 全長約40センチメートル
タイワンカマス Sphyraena obtusata,全長約50センチメートル
イブリカマス Sphyraena iburiensis,全長約40センチメートル
ホソカマス Sphyraena helleri,全長約50センチメートル
ヤマトカマス Sphyraena japonica,全長約35センチメートル
オオヤマトカマス Sphyraena Africana 全長約30センチメートル

 

この中で、オオカマスは、オニカマスと似ているとよく言われています。

オニカマスは、全長1.5セメートルほどなので、大きさで区別ができます。

また、尾ヒレの形が異なる点も見分けるポイントです。

オオカマスは尾ヒレが二又に分かれていますが、オニカマスは尾ヒレの後端中央に突起のある模様が見られます。

性格はオオカマスは比較的おとなしいですが、オニカマスは人間にも攻撃することもあります。

オニカマスは、単独で泳いでいますが、オオカマスは群れでいます。

オニカマスが群れに紛れ込んでいた李、オオカマスがトルネードしている光景をオニカマスと間違えることもあるようですね。

海中にいるときは、群れか単独か、陸に上がったものはヒレの形で見分けるとよいでしょう。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

オオカマスのまとめ!

 

オオカマスは、スズキ目カマス科カマス属に分類される海水魚です。

オオカマスは夜行性で、昼間は大きな群れで遊泳することが知られています。

漢字表記は「大梭子魚」で、英名は「Chevron Barracuda」となります。

オオカマスは、日本国内では、奄美大島、沖縄、相模湾、和歌山、土佐湾などで生息しています。

オオカマスは全長90センチメートルほどになります。

オオカマスの、体重、寿命、オスとメスの違いの詳細は不明です。

オオカマスは、稀にシガテラ毒を持つ個体もあるので食用は避けた方がいいでしょう。

オオカマスににている仲間に、オニカマスがおりヒレの形で見分けをします。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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