【テングハギモドキの生態!】生息地や最大の大きさなど!

 

みなさんこんにちは。

本日は、テングハギモドキの生態についてまとめていきたいと思います。

 

テングハギモドキはスズキ目ニザダイ科に属する、深海に生息する美しい魚の一種です。

鮮やかな色彩や斑点模様に見とれてしまうほどの美しさを持ち、海底を根城に活発に泳ぎ回っています。

 

また、独特の形状を持った頭部や体つきが特徴的で、その姿はまるで神話の生き物のようです。

その奇妙な姿と美しさから、観賞用としてはもちろん、研究用としても注目されています。

 

今回は、そんなテングハギモドキについて詳しく見ていきましょう。

 

テングハギモドキの写真(画像)!特徴や性格は?漢字や英語で何ていうの?名前の由来はなに?

 

(出典元:Instagram junichi0406様より)

 

テングハギモドキには複数の種類がありますが、代表的な種類としては、以下のような特徴が挙げられます。

■体色:体は黒っぽい色をしており、頭部には青色や赤色の模様があります。

■形態:体は細長く、全体的に平たい形状で、尾びれは大きく、先端が尖っています。

■生息地:主に熱帯海域に分布しており、日本周辺でも南西諸島や沖縄近海などで見られます。

■生態:水深の浅い沿岸部から水深100m程度の外洋域に生息しているといわれています。
外敵から身を守るため、とびひらきと呼ばれるパンダのような模様を出すことがあります。
また、卵生で、海底に産卵した卵から孵化するとされています。

■性格:明確な研究がなく不明な点が多いですが、大人しく穏やかであるという説があります。

 

漢字の名称については、「天狗羽鞠」と書きます。

英名は「sweetfish tyrant」(スイートフィッシュ・タイラント)と呼ばれています。

 

テングハギモドキという名前は、「天狗鰕虎模様」という意味があります。

天狗は、日本の伝承上の妖怪の一種で、特徴的な面を被っている姿がよく知られています。

一方、鰕虎は、海に生息する魚の総称であり、テングハギモドキの外見が鰕虎に似ていることが
名前の由来になっています。

また、「モドキ」というのは「偽物」という意味を持っており、正式には「テングハギ属の一種」
という名前が付けられていますが、

一般的には「テングハギモドキ」と呼ばれています。

 

次にテングハギモドキの生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします。

 

テングハギモドキの生息地(分布)はどこなの?原産地はどこ?

 

テングハギモドキは、太平洋の熱帯海域を中心に分布しています。

具体的には、日本の沖縄や小笠原諸島、フィリピン、オーストラリア北部、インドネシア、マレーシアなどが生息地に含まれます。

 

珊瑚礁の斜面で大きな群れを作って生息をしています。

 

次にテングハギモドキの最大サイズについてお伝えします。

 

テングハギモドキが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するの?寿命の平均と最長は?

 

テングハギモドキの最大サイズは、体長は最大で40cm程度になることがありますが、
一般的には30cm以下の小型種が多いです。

 

 寿命については定かではありませんが、同じスイートフィッシュ科の魚種では10年以上生きるもの
もいることから、テングハギモドキも同様の寿命がある可能性があります。

一方で、成熟するまでにかなりの歳月がかかるため、平均的な身体サイズは大きくないものと
考えられています。

 

次にテングハギモドキの育て方(飼育方法)についてお伝えします。

 

テングハギモドキの育て方(飼育方法)は?水槽や照明器具の選び方は?

 

テングハギモドキは、大型の海水魚であり、専門的な知識と設備が必要です。

生体販売されている場合もあるため、購入する前に自分が十分に維持できるかを確認した上での
購入が望ましいです。

 

飼育する場合のポイントは、

■水槽のサイズ:体長30cm以上に成長するため、十分なスペースが必要です。

■水質と濾過:海水を使用し、水質を安定させるための濾過装置が必要です。

■餌:肉食性の魚で、小魚や甲殻類などを与える必要があります。
過剰な餌の与え過ぎによる水質の悪化にも注意が必要です。

 

以上のような点に配慮して、環境整備や餌の管理を行い、健康的に育てることが大切ですね。

 

次にテングハギモドキの餌の量ついてお伝えします。

 

テングハギモドキの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?

 

テングハギモドキの餌は、個体によって異なります。一般的には1日に自身の体重の1~2%程度を食べます。

例えば、100gのテングハギモドキの場合、1日に1~2g程度の餌を与えることが適量とされています。

 

テングハギモドキは、主に動物性プランクトン、小魚、甲殻類を食べるため、これらの餌を与えることが望ましいです。

生餌でも良いですが、感染症などのリスクがあるため、特に処理や消毒などに注意する必要があります。冷凍または乾燥したものを与えることもできます。

 

また、テングハギモドキは底生性の魚であり、餌を探して水底を掘り起こすため、砂利や小石などの底材があるとよいでしょう。

さらに、栄養のバランスを考慮し、定期的に餌を変えたり、栄養の補助として飼育下でのレプトスピランリナなどの微細藻類を与えてみてもよいでしょう。

 

次にテングハギモドキのかかりうる病気ついてお伝えします。

 

テングハギモドキがかかりうる病気は?対策方法も!

 

テングハギモドキがかかりうる病気には、以下のようなものがあります。

■白点病 – 白い粒状の病原体が体表に付着し、体表に小さな白い粒状の斑点ができる病気です。

■沈黙病 – 他の魚に感染することで引き起こされる病気で、食欲不振や呼吸困難などがあります。

■ネクロスタチス菌症 – 体表に傷ができたり、内臓に炎症や壊死が生じる病気です。

 

これらの病気の予防をするには、
・清潔な水を保つこと
・適切な餌や栄養素のバランスを考慮した餌を与えること
・新しい魚を導入する際には隔離して観察すること

病気が疑われる場合には、獣医師などに相談するのが望ましいですね。

 

次にテングハギモドキは食べる事ができるのかについてお伝えします。

 

テングハギモドキは食べることができるの?食べ方は?

 

テングハギモドキは、その美しい外見からアクアリウムで人気がありますが、

一般的に食用にはされません。

 

密猟や不法な捕獲が行われることがあるため、野生の個体を食べることは避けるべきです。

業者やレストランで提供される場合は、環境に配慮した養殖業者からの提供が望ましいです。

 

次にテングハギモドキのオスとメスの見分け方についてお伝えします。

 

テングハギモドキの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

 

テングハギモドキのオスとメスを見分ける方法は、成魚になるまで難しいですが、成長した個体では以下のような特徴に注目して見分けることができます。

■オスは尾びれが大きく、先端が鋭く尖っている場合があります。

■オスは体色が鮮やかで、鱗の模様がはっきりしています。

■メスは尾びれが小さく、体全体がオスよりも丸みを帯び、より丸々とした印象を与えます。

 

しかし、成長していない若い個体では性別の見分けが非常に難しいことが多いので注意が必要です。

 

次にテングハギモドキの販売価格についてお伝えします。

 

テングハギモドキの販売価格や値段はどれくらいなの?平均はどれくらい?

 

テングハギモドキの販売価格は、その大きさや色彩、入手難易度、地域などによって異なります。

 

一般的には1000円から5000円程度の価格帯で販売されていますが、希少な個体や特別な色合いのものはより高価な価格で取引されることがあります。

また、販売先や販売形態によっても価格が変わることがあるため、購入の際にはいくつかのお店やサイトを比較することをおすすめします。

 

次にテングハギモドキの種類になにがいるのかについてお伝えします。

 

テングハギモドキの種類はなにがいるの?似ている種類や品種は?

 

ニザダイ科のテングハギモドキには様々な種類が存在します。

 

代表的な種類をいくつか挙げると、以下の通りです。

■ムラサキテングハギモドキ(Purple tang, Zebrasoma xanthurum)

■ブルーテングハギモドキ(Blue tang, Paracanthurus hepatus)

■アチチテングハギモドキ(Achilles tang, Acanthurus achilles)

■コリエテングハギモドキ(Sailfin tang, Zebrasoma desjardinii)

■イエローテールテングハギモドキ(Yellowtail tang, Zebrasoma xanthurus variegatum)

■クロヒラテングハギモドキ(Black sailfin tang, Zebrasoma rostratum)

■ブラウントートテングハギモドキ(Brown surgeonfish, Acanthurus nigricans)

■フレームテングハギモドキ(Kole tang, Ctenochaetus strigosus)

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

テングハギモドキのまとめ!

 

テングハギモドキは、独特の頭部と形状を持った姿をしています。

 

日本の沖縄や小笠原諸島、フィリピンなどが生息地しており最大サイズは40センチほどになります。大型なので飼育をする場合は、特に注意は必要とされます。

オスとメスの見分け方は、成体の場合背びれや体色で確認がしやすいです。

 

テングハギモドキは、たくさんの種類がいますので見比べると楽しそうですね。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

(出典元:アイキャッチ画像はInstagram marine_service_fushima様より)

 

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