【ニシキテグリの生態!】生息地や最大の大きさなど!yuki

 

みなさんこんにちは。

本日は、ニシキテグリの生態についてまとめていきたいと思います。

 

ニシキテグリは、スズキ目ネズッポ科ニシキテグリ属に分類されます。

ニシキテグリのは独特の幾何学模様の体表をしており煌びやかです。

 

では詳しくご紹介しましょう。

ニシキテグリ写真をお見せします!

ニシキテグリ特徴や性格についてもお伝えしますね。

 

ニシキテグリの写真(画像)!特徴や性格は?漢字や英語で何ていうの?名前の由来はなに?

 

ニシキテグリは独特の幾何学的で色鮮やかな美しい海水魚です。

ニシキテグリの性格は非常に穏やかな魚で常にエサを探し回っています。

水中で泳ぐよりも水底や岩場を「散歩」するような感じで動いています。

胸ビレがヒラヒラ舞う花びらのように動くので、色彩だけでなく仕草もとても美しいくかわいいです。

ニシキテグリはエサを食べるのが遅いため、素早くエサを拾いに行ける魚とは相性が良くありません。

また、他の魚から標的にもなりにくいため混泳相性自体は良いです。

ニシキテグリの和名は「ニシキテグリ」、漢字名は「錦手繰」です。

ニシキテグリの名前の由来は鮮やかな体色、漢字名である「錦」はその鮮やかな体色を「手繰」は手繰り網によく漁獲されるからという説があります。

英名は「Mandarinfish」「Mandarin dragonet」などがあります。

学名は「Synchiropus splendidus(Herre, 1927)」

 

次にニシキテグリの生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします。

 

ニシキテグリの生息地(分布)はどこなの?原産地はどこ?

 

ニシキテグリは、西部太平洋のサンゴ礁に生息しています。

特に、琉球諸島からオーストラリアのサンゴ礁帯で確認されています。

また、東部インド洋から中・西部太平洋にかけて分布し、18メートル以浅のサンゴ礁域や内湾の浅場に生息していることが多いです。

奄美大島の北部「ピアテグリ」と呼ばれるニシキテグリが多く見られるダイバーに人気のスポットがあります。

またニシキテグリは伊豆半島など南日本でも確認されています。

 

次は、ニシキテグリが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するのかについてお伝えします。

 

ニシキテグリが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するの?寿命の平均と最長は?

 

ニシキテグリの成体は平均で全長5~7.5センチメートル程です。

ニシキテグリの最大サイズは約8センチメートルとされています。

ニシキテグリの体重に関する具体的な情報は見つかりませんでしたが、小型なので体重は非常に軽いと考えられます。

ニシキテグリの寿命は推定で3年から5年前後とされています。

飼育下であれば、外敵がおらず栄養のあるエサが与えられれば、もう少し長生きができるかもしれませんね。

 

それでは次にニシキテグリ育て方(飼育方法)をお伝えします!

 

ニシキテグリの育て方(飼育方法)は?水槽や照明器具の選び方は?

 

ニシキテグリの飼育は餌付けが難しく中級者向けと言われていますので環境を整えてニシキテグリの飼育を楽しみましょう。

■水槽
小型水槽でも飼育できますが、初心者は最低でも45センチメートル以上の水槽で飼育するようにしましょう。
できれば水質が安定しやすい60センチメート水槽が理想です。

■水質とろ過システム
ニシキテグリは小型の海水魚で、60センチメートル以上のオーバーフロー水槽を用意します。
ただし、大きな水槽でも飼育可能で水族館規模の水槽でも飼育できます。

■水温
ニシキテグリは高水温帯25〜28℃で飼うことができます。
水温計を設置して、水温管理にはヒーターを使用して、常に適切な水温を保つようにします。

■ライブロック
飼育をはじめてすぐのうちはライブロックを入れておくようにします。
餌付いていないうちにライブロックを入れることで、小型のゴカイ類など、ニシキテグリが好むエサを食べやすくなり個体もいます。

■混泳
ニシキテグリはエサを食べるのが遅いため、素早くエサを拾いに行ける魚とは混泳が向いていません。
混泳させる場合は、エサ待ち伏せ型のタツノオトシゴやチンアナゴなどと混泳させるとよいでしょう。

■底砂
ニシキテグリは底エサを食べるので、細かいサンゴ砂を水槽の底に敷いてあげましょう。

■フタ
普段は底にいますが、たまに水槽の上方まで泳ぐことがあります。
この際に飛び出して死んでしまうおそれもあるので水槽にはフタをしてあげます。

■照明
ニシキテグリは特別な照明を必要としませんが、生活のリズムをつけるため設置してあげます。殺菌作用のある照明を設置するとよいでしょう。

 

これらの設備を揃えた上で、ニシキテグリの飼育に挑戦してみてください。

ただし、ニシキテグリはある程度飼育経験を積んだ中級者向けの海水魚とされています。

初めて海水魚を飼育する場合は、もっと飼育が容易な種類から始めることをお勧めします。

 

次に、ニシキテグリサの量とやり方に関してお伝えします。

 

ニシキテグリの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?

 

ニシキテグリは野生下ではゴカイといった多毛類や、小型の貝類、魚の卵やヨコエビ、貝虫といったものを食べています。

飼育下では冷凍ブラインシュリンプや冷凍クリーンシュリンプを与えてあげます。

水面に浮いていると食べに来ないので底まで落ちるエサを与え、食べない場合はピンセットなどで口の近くに持っていきます。

エサは1度に大量に与えるのではなく、1日数回少量ずつ与えるようにします。

 

それでは次に、ニシキテグリがかかりうる病気をお伝えします。

 

ニシキテグリがかかりうる病気は?対策方法も!

 

ニシキテグリは丈夫な魚ですが、白点病にかかることがあります。

■白点病
白点病は寄生虫による感染症で、魚の体表や鰓に白い点状の斑点が現れます。
感染すると水槽底やライブロックに体をこすりつけたり、エサを食べなくなるなどといった症状があります。

白点病を予防するためには、定期的な水換えと適切なろ過システムを使用して水質を管理することが重要です。

また、栄養価の高いエサを与えて免疫力を高めることも大切となります。

 

次は、ニシキテグリは食べることができるのかについてお伝えします。

 

ニシキテグリは食べることができるの?食べ方は?

 

ニシキテグリはその鮮やかな体色から観賞魚として人気が高く、一般的には食用には不向きと思われます。

そのため、ニシキテグリの味についての情報は見つかりませんでした。

この魚はその美しい外観と独特な行動から、味の想像が難しいですよね。

ニシキテグリは食用にするより、観賞用として見て楽しみましょう。

 

次に、ニシキテグリ性別雌雄(メスオス)に関してお伝えします。

 

ニシキテグリの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

 

ニシキテグリのオスとメスはヒレで見分けることができます。

■オス
背鰭が長く伸長し、繁殖時期は、ヒレを広げてメスにアピールをしています。

■メス
オスよりも体が一回り小さく、背ビレも殆ど目立ちません。

ニシキテグリはヒレの特徴を観察することで、ニシキテグリのオスとメスを見分けることができます。

繁殖は日没直後にニシキテグリが集合して、ペアが枝サンゴの枝の上まで昇りつめてそこから一緒に上昇して産卵放精をします。

繁殖期が一番オスとメスが見分けできますね。

ニシキテグリの稚魚は成魚ほど派手ではないですが、似たような体表をしています。

 

次に、ニシキテグリ販売価格や値段はどれくらいなのかについてお伝えします。

 

ニシキテグリの販売価格や値段はどれくらいなの?平均はどれくらい?

 

ニシキテグリはオンラインショップや海水魚店で購入が可能です。

サイズは3~5センチメートルで1224~1100円といった販売価格がありました。

オンラインショップのサイト上ではオスとメスの判別はわかりませんでした。

送料や運搬方法、餌付けされているかなども購入前に確認しておくとよいです。

海水魚店で購入する場合は、元気に泳いでいるもの、体に傷がない個体を選ぶとよいです。

ニシキテグリの在庫が無い場合は、入荷について問い合わせをしてみましょう。

水槽水や水槽の準備をして、ニシキテグリのお迎えをしましょう。

 

最後に、ニシキテグリ種類はなにがいるのかについてお伝えします。

 

ニシキテグリの種類はなにがいるの?似ている種類や品種は?

 

ニシキテグリが属するニシキテグリ属には以下の種が確認されています。

それぞれオスは美しいヒレを持っており、求愛活動ではヒレを広げてメスにアピールをしています。

体表やヒレの柄が異なりますので、それぞれの種は見分けが可能です。

■ニシキテグリ(Neosynchiropus ocellatus)

■ヤマドリ(Neosynchiropus ijimai)

■セソコテグリ(Neosynchiropus morrisoni)

■ミヤケテグリ(Neosynchiropus moyeri)

■スターリードラゴネット(Neosynchiropus stellatus)

■アカオビコテグリ(Neosynchiropus sp.)

 

ヒレの模様や体表柄が異なるので見分けはしやすいですよね。

 

多くの種類がいますがニシキテグリは一番派手な姿をしていますので見分けが一番しやすいですね。

 

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

ニシキテグリのまとめ!

 

ニシキテグリは、スズキ目ネズッポ科ニシキテグリ属に分類されます。

ニシキテグリの性格は非常に穏やかな魚で常にエサを探し回っています。

ニシキテグリの和名は「ニシキテグリ」、漢字名は「錦手繰」です

ニシキテグリは、西部太平洋のサンゴ礁に生息しています。

ニシキテグリの成体は平均で全長5~7.5センチメートル程です。

ニシキテグリの飼育は餌付けが難しく中級者向けです。

ニシキテグリは野生下ではゴカイを食べています。

ニシキテグリは一般的には丈夫な魚ですが、白点病になりやすいです。

ニシキテグリは小型種のため、通常は食用になることはないようです。

ニシキテグリのオスとメスは背びれで見分けることができます。

ニシキテグリはサイズ3~5センチメートルで880~1100円といった販売価格がありました。

ニシキテグリの仲間にはヤマドリ、セソコテグリなどがいます。

 

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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