【ヤエヤマギンポの生態!】生息地や最大の大きさなど!

 

みなさんこんにちは。

本日は、ヤエヤマギンポの生態についてまとめていきたいと思います。

 

ヤエヤマギンポは、スズキ目イソギンポ科ヤエヤマギンポ属に分類されます。

ヤエヤマギンポは水槽のコケを食べてくれるお掃除屋さんです。

 

では詳しくご紹介しましょう。

ヤエヤマギンポ写真をお見せします!

ヤエヤマギンポ特徴や性格についてもお伝えしますね。

 

ヤエヤマギンポの写真(画像)!特徴や性格は?漢字や英語で何ていうの?名前の由来はなに?

 

(出典元:Instagram umitamago_staff 様 より)

 

ヤエヤマギンポはイソギンポ科の海水魚で、サイズは10センチメートル程に成長します。

ヤエヤマギンポは、体色がグレーで、目の周りがカラフルで、体も少しラメっぽく輝いています。

見た目の派手さはありませんが周囲を見回す姿を見ていると癒されます。

ヤエヤマギンポの性格は、危険を感じると素早く岩陰などに隠れますが、好奇心旺盛です。

縄張り意識が強く、普段は単独でサンゴ礁や、藻類の多い河口の底などにも生息しています。

和名は「ヤエヤマギンポ」、漢字名は「八重山銀宝」となります。

ヤエヤマギンポの名前の由来は、江戸時代の銀貨である丁銀に似ていたことから「ギンポ」と名付けらた説があります。

また、八重山諸島でよく見られるので「八重山」と名付けられたという説があります。

英名は「Lawnmower blenny」で、直訳すると「芝刈り機のブレニー」になります。

「芝刈り機」はヤエヤマギンポが岩や死んだサンゴなどに付いた付着藻類を食べる習性からきています。

水槽の中で「芝刈り機」のように働く姿を名前にしたのでしょう。ブレニーは、イソギンポ科の魚を指す英名です。

学名は「Salarias fasciatus (Bloch, 1786)」です。

 

次にヤエヤマギンポ生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします。

 

ヤエヤマギンポの生息地(分布)はどこなの?原産地はどこ?

 

ヤエヤマギンポは、東シナ海、西太平洋を中心に分布しています。

また、インド洋でも見られ、紅海を含め、アフリカ東海岸からオーストラリア西海岸まで広く分布しています。

ヤエヤマギンポは、日本では主に沖縄諸島の浅瀬で見ることができます。

ヤエヤマギンポは、沿岸の浅い岩礁域やサンゴ礁域などに生息しており、藻類の多い河口の場所などにも生息しています。

水深8メートル位までの浅いところを好み、幼魚は潮溜まりでも見られます。

水族館でも観察することができますので近くで観察できそうですね。

 

次は、ヤエヤマギンポが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するのかについてお伝えします。

 

ヤエヤマギンポが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するの?寿命の平均と最長は?

 

ヤエヤマギンポの成魚は体長が約10センチメートルまで成長をします。

最大や体重に関する具体的な情報は見つかりませんでした。

しかし、ヤエヤマギンポは小型の魚であるため、体重は非常に軽いと考えられます。

ヤエヤマギンポの寿命は2年ほどと言われています。

最高齢については正確なデータは見当たりませんでした。

今後調査があれば正確なデータがわかるかもしれませんね。

 

それでは次にヤエヤマギンポ育て方(飼育方法)をお伝えします!

 

ヤエヤマギンポの育て方(飼育方法)は?水槽や照明器具の選び方は?

 

ヤエヤマギンポは飼育が可能です。

ヤエヤマギンポは縄張り意識が強く、同種間では争うので混泳は避けた方がよく、他の魚との混泳は可能です。
ヤエヤマギンポは藻類を食べることで知られており、水槽を清潔に保つ役目のあります。

■水槽
ヤエヤマギンポは体長10センチメートルなので小型の水槽でも飼育が可能です。
混泳をしたいのであれば60センチメートルの水槽を用意しましょう。
水槽水の比重は1.018〜1.0235に保つよいでしょう。

■水槽のレイアウト
ヤエヤマギンポは縄張り争いをしますので、ライブロックなどを複雑にレイアウトしてあげると混泳もしやすいです。

■照明
ヤエヤマギンポの飼育には、照明が必要です。
十分な照明を当てることで、ライブロックに多くの微生物が発生しエサにもあります。
照明はヤエヤマギンポが食べる水槽内の藻類の成長にも関わります。
ただし、強すぎる照明は水槽内の温度を上昇させる可能性がありますので、適切なバランスを保てば十分です。
照明には殺菌作用のあるものを設置するとよいです。

■ろ過フィルター
ヤエヤマギンポは比較的水質に対して強いですが、それでも健康を維持するためには適切なろ過システムが必要です。
外掛けろ過槽や上部ろ過槽やオーバーフロー水槽を設置してあげます。

■水温
ヤエヤマギンポは22~29度の水温が適しており、水温計を設置して毎日水温の確認をしてあげましょう。

 

以上の情報を参考にして、ヤエヤマギンポの飼育を楽しんでくださいね。

 

次に、ヤエヤマギンポサの量とやり方に関してお伝えします。

 

ヤエヤマギンポの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?

 

ヤエヤマギンポは水槽内の藻を食べますが、自分でもエサを与えてみたいですよね。

■エサの種類
ヤエヤマギンポは藻類を主食とします。
人工飼料では、藻類系のものを与えてみましょう。

■エサの量
食べる量は個体によって異なるので食べきる量を観察しておきます。
水槽内にたっぷりのコケがあれば、無理にエサをあげなくてもよいので、様子をみながらあげましょう。

■与える頻度
1日に2回あげればよいでしょう。
海水魚店で購入した際に、いつ、どのようなエサを与えているか聞いておくとよいです。

 

以上の情報を参考にして、ヤエヤマギンポの飼育を楽しんでください。

 

それでは次に、ヤエヤマギンポがかかりうる病気をお伝えします。

 

ヤエヤマギンポがかかりうる病気は?対策方法も!

 

ヤエヤマギンポは比較的丈夫な種類の魚で、病気になることは少ないとされています。

しかし、白点病になる可能性があります。

白点病は硫酸銅や銅イオンなどで治療しますが、サンゴやイソギンチャクが入っている水槽ではこれらは使えません

また、水温や水質の変化により体調を崩すこともありますので、その点には注意しましょう。

健康なヤエヤマギンポはライブロックをつつくなど動いていますが、不健康な個体はエラをパクパクするなど苦しそうにしていますので治療をしてあげましょう。

以上の情報を参考にして、ヤエヤマギンポの健康管理に注意してくださいね。

 

次は、ヤエヤマギンポは食べることができるのかについてお伝えします。

 

ヤエヤマギンポは食べることができるの?食べ方は?

 

ヤエヤマギンポが食用に利用されるという情報は見つかりませんでした。

ヤエヤマギンポは観賞用に飼育されることの方が多いです。

また、藻類を食べることから水槽を清潔に保つお掃除屋さんとして飼育することもあるようです。

体長のサイズも小さいので、食用にしないでお掃除してもらう方がいいみたいですね。

 

次に、ヤエヤマギンポ性別雌雄(メスオス)に関してお伝えします。

 

ヤエヤマギンポの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

 

ヤエヤマギンポのオスとメスの見分け方について情報は見つかりませんでした。

しかし繁殖期は、オスの尻ビレや体色が婚姻色となることがわかっています。

繫殖活動が一番オスとメスの見分けやすいですね。

繁殖期は4~6月頃でオスは巣穴を作り繁殖の準備をします。

一夫多妻制で、メスがオスの巣に産卵をします。

今後、調査が進めばヤエヤマギンポのオスとメスの見分け方がさらにわかるかもしれませんね。

 

次に、ヤエヤマギンポ販売価格や値段はどれくらいなのかについてお伝えします。

 

ヤエヤマギンポの販売価格や値段はどれくらいなの?平均はどれくらい?

 

ヤエヤマギンポはオンラインショップで購入が可能です。

ヤエヤマギンポはサイズは不明で1200~1700円といった価格帯がありました。

まとめて3匹購入できるショップもありましたが、オスとメスの判別は不明でした。

購入する際に在庫が無ければ問い合わせをして入荷の確認をしてみましょう。

購入する際は、元気に泳いでいるもの、病気はないか、エサ付けがされているかなど確認しておきましょう。

ヤエヤマギンポをお迎えする水槽水、水槽の設置場所の準備もしておきましょう。

 

最後に、ヤエヤマギンポ種類はなにがいるのかについてお伝えします。

 

ヤエヤマギンポの種類はなにがいるの?似ている種類や品種は?

 

ヤエヤマギンポに似ている魚としては、「シマギンポ」がいます。

どちらも藻を食べていることが共通点です。

■シマギンボ
スズキ目イソギンポ科ヤエヤマギンポ属に分類されます。
全長7センチメートほどで、紀伊半島以南の太平洋岸の珊瑚礁や岩礁性海岸に生息しています。
シマギンポは胸ビレ付近に大きな白色斑が1つありますが、ヤエヤマギンポは2つあります。
シマギンボは腹部の白色斑はほっそりしており、ヤエヤマギンポはふっくらしています。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

ヤエヤマギンポのまとめ!

 

ヤエヤマギンポは、スズキ目イソギンポ科ヤエヤマギンポ属に分類されます。

和名は「ヤエヤマギンポ」、漢字名は「八重山銀宝」となります。

ヤエヤマギンポは、日本では主に沖縄諸島の浅瀬で見ることができます。

ヤエヤマギンポの成魚は体長が約10センチメートルまで成長をします。

ヤエヤマギンポは藻類を食べ、水槽を清潔に保つ役目もあります。

ヤエヤマギンポは比較的丈夫な種類の魚で、病気になることは少ないとされています。

ヤエヤマギンポの繁殖期は、オスの尻ビレや体色が婚姻色となります

ヤエヤマギンポはサイズは不明で1200~1700円といった価格帯がありました。

ヤエヤマギンポに似ている魚としては、「シマギンポ」がいます。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

(出典元:アイキャッチ画像はInstagram student.diver様  より)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)