【メガネゴンベの生態!】生息地や最大の大きさなど!

 

みなさんこんにちは。

本日は、メガネゴンベの生態についてまとめていきたいと思います。

 

メガネゴンベは、スズキ目ゴンベ科ホシゴンベ属に分類されています。

メガネゴンベは顔に眼鏡をかけているような模様がかわいい海水魚です。

 

では詳しくご紹介しましょう。

メガネゴンベ写真をお見せします!

メガネゴンベ特徴や性格についてもお伝えしますね。

 

メガネゴンベの写真(画像)!特徴や性格は?漢字や英語で何ていうの?名前の由来はなに?

 

 

メガネゴンベは、眼鏡をかけているような模様が特徴で、目の近くに鼻毛みたいなものが伸びており、背の後方に白いラインがあります。

メガネゴンベは、サンゴ礁域に生息しており、枝状サンゴの間でじっとしていることが多いです。

色の濃さや体の大小にかかわらず、メガネゴンベはチョコンとサンゴに乗っかりながら、周辺の見回しています。

ダイバーが近づくと、さっとサンゴの隙間などに隠れてしまい警戒心が強い性格です。

小魚や甲殻類などを好んで食べています。

釣りなどで漁獲されることもありますが、食用よりも観賞魚として人気があります。

和名は「メガネゴンベ」、漢字表記は「眼鏡権兵衛」となります。

目の周囲の赤い模様が眼鏡をかけているように見えることが、名前の由来と言えるでしょう。

英名は「Arc-eye hawkfish」「Ringeyed hawkfish」「Monocle hawkfish」などがあります。

直訳すると丸い目、輪っか、片眼鏡のゴンベ科の魚、となりますので目の特徴を表していますね。

学名は「Paracirrhites arcatus(G. Cuvier, 1829)」です。

 

次にメガネゴンベ生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします。

 

メガネゴンベの生息地(分布)はどこなの?原産地はどこ?

 

メガネゴンベは、インド・西太平洋域、ハワイ諸島などのサンゴ礁域に生息しています。

日本の近くでは三宅島、八丈島、小笠原諸島、和歌山県田辺湾、屋久島、奄美大島以南の琉球列島、南大東で見られています。

また台湾、南沙群島、西沙群島などでも生息の記録があります。

メガネゴンベは潮通しの良い岩礁のサンゴが点在しているところや、サンゴ礁外淵のサンゴによく見られます。

原産地については不明ですが、現在生息している場所が原産地といえるかもしれません。

 

次は、メガネゴンベが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するのかについてお伝えします。

 

メガネゴンベが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するの?寿命の平均と最長は?

 

メガネゴンベの最大サイズは約15センチメートル程に成長をします。

体重について正確なデータは見つかりませんでした。

メガネゴンベは軽くて細長い体型をしているため、体重はそれほど重くないと考えられます。

寿命は飼育下で推定10年前後とされています。

最高齢や野生下での寿命についてのデータはわかりませんでした。

最高齢については今後の調査によって正確なデータがわかってくるかもしれませんね。

 

それでは次にメガネゴンベ育て方(飼育方法)をお伝えします!

 

メガネゴンベの育て方(飼育方法)は?水槽や照明器具の選び方は?

 

メガネゴンベの飼育は自宅でも可能です。

紅色の美しい容姿や眼鏡の模様などじっくりと観察してみたいですよね。

メガネゴンベがストレスにならないように、環境を整えてあげましょう。

■水槽
メガネゴンベは少し流れの強い水流を好むため、やや強い水流が適しています。
一般的なゴンベであれば水槽は最低でも45センチメートル、混泳をしたいのであれば60センチメートルの水槽を用意しましょう。

■水槽のレイアウト
メガネゴンベは物陰などに隠れる性質もあるので、ライブロックなどを複雑にレイアウトしてあげると落ち着きます。

■照明
殺菌作用のある照明を設置し、メガネゴンベが生活のリズムを付けるため、水槽内を観察するために必要です。

■ろ過フィルター
ろ過フィルターを設置して水槽水を清潔に保つようにします。

■水温
メガネゴンベは23~25度の水温が適していますので、水温計を設置して毎日水温の確認をしてあげましょう。

■飼育環境
混泳は、別種の魚や多くの魚と混泳可能ですが同種や近縁種に対しては争い合うことがあります。

またメガネゴンベより小さな魚やエビなどは食べてしまうこともありますので、避けた方がいいでしょう。

 

次に、メガネゴンベサの量とやり方に関してお伝えします。

 

メガネゴンベの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?

 

メガネゴンベは動物食性で、野生下では小魚や甲殻類などを好んで食べています。

飼育下では、人工飼料やブラインシュリンプなどを与えてみましょう。

人口飼料は、できればゆっくり沈むタイプのエサが好ましいです。

慣れてくれば浮遊性のエサも食べるようになりますが、どちらかよく食べる方を与えてあげましょう。

ただし、冷凍のホワイトシュリンプは水質を悪化させやすいので避けた方がよいでしょう。

慣れない環境ではエサを食べないかもしれませんが、様子を見ながら根気よく与えていきましょう。

 

それでは次に、メガネゴンベがかかりうる病気をお伝えします。

 

メガネゴンベがかかりうる病気は?対策方法も!

 

メガネゴンベはトリコディナ病と呼ばれる皮膚の炎症を起こすことがあります。

トリコディナ病は、トリコディナ繊毛虫によって引き起こされる病気で、魚の体表に白い膜のようなものが付着してしまう病気です。

この病気が進行すると体表全体が白い膜で覆われ、エラなどに入り込んでしまうと呼吸困難になり、最悪その海水魚は死んでしまうことがあります。

治療法としては淡水浴が効果的です。

ストレスにならないように、5分以下に治療をして様子を見てあげます。

ゴンベ類は白点病などの病気にはかかりにくいですが、高水温が苦手なため、23~25度にするよう水温計で管理をしてあげましょう。

メガネゴンベがどんなフンをしているかの確認も、健康状態の目安となります。

 

次は、メガネゴンベは食べることができるのかについてお伝えします。

 

メガネゴンベは食べることができるの?食べ方は?

 

メガネゴンベは釣りなどで漁獲されることもありますが、日本、海外でもではあまり食用にはされていません。

ゴンベ類は食用にされることは少ないようですが、煮つけにするなどで食べられています。

体が小さいので食用には向かないのかもしれません。

ただし、食べる場合は、魚が安全に捕獲され、適切に調理されたことを確認することが重要です。

メガネゴンベは観賞魚として販売はされていますので、食用より見て楽しみたいですよね。

 

次に、メガネゴンベ性別雌雄(メスオス)に関してお伝えします。

 

メガネゴンベの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

 

メガネゴンベはオスの方がメスより大きいので、サイズで分けることが可能です。

メガネゴンベは単体でいることもありますが、ハーレムを作ります。

繫殖活動の頃が一番オスとメスが見分けることができると思われます。

繁殖は、初夏の日没に行われ、1匹のオスが数匹のメスとそれぞれペアとなりヒレをハタハタしながら繁殖をスタートします。

オスは放精後は口を開けてそのまま次のメスのところに行き求愛をします。

卵は浮遊性でしばらくは海上を漂って孵化をします。

またオス同士は口をくっつけて縄張り争いをすることもあります。

 

次に、メガネゴンベ販売価格や値段はどれくらいなのかについてお伝えします。

 

メガネゴンベの販売価格や値段はどれくらいなの?平均はどれくらい?

 

メガネゴンベはオンラインショップで購入が可能です。

メガネゴンベはサイズは不明ですが800~1000円という価格帯が多くありました。

オスとメスの判別は不明だったり、取扱店は少なかったです。

購入する際に在庫が無ければ問い合わせをして入荷の確認をしてみましょう。

購入する際は、元気に泳いでいるもの、病気はないか、エサ付けがされているかなど確認しておきましょう。

メガネゴンベをお迎えする水槽水、水槽の設置場所の準備もしておきましょう。

 

最後に、メガネゴンベ種類はなにがいるのかについてお伝えします。

 

メガネゴンベの種類はなにがいるの?似ている種類や品種は?

 

メガネゴンベが分類されるゴンベ科には、現在では12属33種が確認されています。

メガネゴンベのように眼鏡模様の仲間はまだ発見されていませんが、紅色の体色の仲間はベニゴンベ、ウイゴンベがいます。

■ベニゴンベ
背の近くに黒いラインがあります、日本では小笠原諸島でよく見られます

■ウイゴンベ
体表はうすい紅色でラインは無く、背ビレに糸状の突起があります。

メガネゴンベ、ベニゴンベ、ウイゴンベは紅色ですが体表の模様で見分けができますね。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

メガネゴンベのまとめ!

 

メガネゴンベは、スズキ目ゴンベ科ホシゴンベ属に分類されています。

メガネゴンベは顔に眼鏡をかけているような模様がかわいいです。

メガネゴンベは警戒心が強い性格です。

和名は「メガネゴンベ」、漢字表記は「眼鏡権兵衛」となります。

日本の近くでは三宅島、琉球列島などで見られます。

メガネゴンベの最大サイズは約15センチメートル程に成長をします。

メガネゴンベは少し流れの強い水流を好むため、やや強い水流が適しています。

メガネゴンベは小魚や甲殻類などを好んで食べています。

メガネゴンベはトリコディナ病と呼ばれる皮膚の炎症を起こすことがあります。

メガネゴンベはあまり食用にはされていません。

メガネゴンベはサイズで分けることが可能です。

メガネゴンベはサイズは不明ですが800~1000円くらの販売価格です。

メガネゴンベに似ている仲間はゴンベ科のベニゴンベ、ウイゴンベがいます。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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