【ハナミノカサゴの生態!】生息地や最大の大きさなど!

 

みなさんこんにちは。

本日は、ハナミノカサゴの生態についてまとめていきたいと思います。

 

ハナミノカサゴはスズキ目フサカサゴ科ハナミノカサゴ属に分類される海水魚です。

ハナミノカサゴの背ビレに毒はありますが、ヒレを広げた姿はとても煌びやかです。

 

では詳しくご紹介しましょう

ハナミノカサゴ写真をお見せします!

ハナミノカサゴ特徴や性格についてもお伝えしますね。

 

ハナミノカサゴの写真(画像)!特徴や性格は?漢字や英語で何ていうの?名前の由来はなに?

 

 

ハナミノカサゴは、フサカサゴ科の仲間で、独特の容姿はアクアリストにも人気の海水魚です。

■美しい姿
ハナミノカサゴは赤色、えび茶色、白色の縦縞模様をしています。目の上と口の下に
肉厚の触手があり、扇子のような胸鰭と長い背トゲがあります。
前方から背ビレ、尻ビレの先端の棘の部分に毒があり、刺されると腫れますが死に至ったという例は今のところ無いです。

■性格
夜行性であるため、昼間は岩の隙間に隠れ、陽が落ちると泳ぎ始めます。性格は警戒心があり、泳ぎ方は、ひれをゆっくり動かす以外には身動きはせずに海底を漂うようにして泳いでいます。
捕食時には体の色を変化させて周囲の藻や珊瑚に紛れさせて獲物に気づかれないように接近し、吸い込むように捕食します。

和名は「ハナミノカサゴ」漢字は「花蓑笠子」と書きます。

この名前は、ハナミノカサゴが持つ長い胸ビレや背ビレを花と蓑に似ているという説があります。

英名は「Red lionfish」、学名は「Pterois volitans(Linnaeus, 1758)」です。

 

次にハナミノカサゴ生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします。

 

ハナミノカサゴの生息地(分布)はどこなの?原産地はどこ?

 

ハナミノカサゴはインド洋東部から西太平洋にかけて広い範囲に生息しています。

日本では駿河湾以南、大西洋まで広がっており、アメリカのロードアイランド州、サンパウロまで広く分布しています。

ハナミノカサゴは水深約15メートル前後の岩礁やサンゴ礁域に生息しています。

原産地については不明ですが、現在生息してる場所が原産地といえるかもしれません。

 

次は、ハナミノカサゴが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するのかについてお伝えします。

 

ハナミノカサゴが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するの?寿命の平均と最長は?

 

ハナミノカサゴは、最大で全長40センチメートルにまで成長する個体もいます。

最大の体重についての情報は見つかりませんでしたが、仲間のミノカサゴが約2キログラムほどだったのでハナミノカサゴも同じくらいかもしれません。

ハナミノカサゴの寿命は約10年前後と言われています。

最高齢についての情報は見つかりませんでした。

しかし、寿命が10年前後であることから、それ以上の長寿である可能性が高いです。

 

それでは次にハナミノカサゴ育て方(飼育方法)をお伝えします!

 

ハナミノカサゴの育て方(飼育方法)は?水槽や照明器具の選び方は?

 

ハナミノカサゴを自宅で飼育する際の重要なポイントは以下の通りです。

華やかなハナミノカサゴが映えるように、水槽内をレイアウトしたり混泳させてみたいですよね。

■水槽のサイズ
ハナミノカサゴは背ビレを伸ばした状態で泳がせるためには大き目の水槽が必要です。
混泳させることを考えると90~120cm以上の水槽がおすすめです。

■水温
ハナミノカサゴは高水温帯25〜28℃が最適な水温とされますので、水温計を設置して毎日確認しておきましょう。

■エサについて
1日2回、食べきれる量の餌を与えましょう。
混泳の場合は他の魚も食べられるように複数回に分けて与えると良いでしょう

■混泳について
ハナミノカサゴは口に入るサイズの魚やエビを食べてしまいます。
混泳する場合は、大型ヤッコなど口に入らないサイズの魚を選びましょう。
また、同種同士での混泳は3匹以上が好ましいです。2匹だけだと攻撃しやすく、争いの確率が高くなってしまうかもしれません。

■照明
海水魚の飼育には生活のリズムをつけるためと、殺菌作用のある照明を設置してあげます。
夜行性であるハナミノカサゴは、照明に集まった小さなエビや魚を食べに来ます。

 

これらのポイントを押さえて、ハナミノカサゴの飼育を楽しみましょう。

 

次に、ハナミノカサゴサの量とやり方に関してお伝えします。

 

ハナミノカサゴの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?

 

ミノカサゴのエサやりでコミニケションとれたら飼育は楽しいですよね。

■エサの種類
ハナミノカサゴは野生下では小魚や甲殻類を食べており飼育下では、イカやエビの切り身、冷凍クリル、人工飼料などを好んで食べます。

■エサやりの頻度
日に2回、食べきれる量を与えることがよいでしょう。
混泳している他の魚も均等に食べられるように観察しながら与えてあげます。
慣れてきたらピンセットで直接イカなどあたえることもできますが、トゲには注意しましょう。
食べ残したエサは水槽水の汚れとなりますので取り除いてあげます。

■エサやりの時間
ミノカサゴは基本的に夜行性なので、昼間よりも夜間にエサを与える方が良いかもしれません。

■エサやりの注意点
購入したお店で餌付けられていない場合、個体によっては人工飼料に餌付きづらいことがあるため注意が必要です。

ハナミノカサゴがエサを食べない、フンをしないなど病気の疑いがあるので、購入したお店などに問い合わせをしてみましょう。

 

それでは次に、ハナミノカサゴがかかりうる病気をお伝えします。

 

ハナミノカサゴがかかりうる病気は?対策方法も!

 

ミノカサゴがかかりうる具体的な病気についての情報は見つかりませんでした。

一般的に海水魚がかかりやすい病気としては、白点病があります。

これらの病気はまずは、適切な水質管理と栄養バランスの良いエサ、ストレスのない環境が予防につながります。

ミノカサゴ自体が持つ毒による自己中毒の可能性もあります。治療法については、具体的な病気や症状により異なります。

一般的には以下のような対策が考えられます。

■薬浴
特定の病気に対しては海水魚用の薬剤が市販されています。
ただし、使用する前に必ず指示をよく読み、適切な用量を確認してください。

混泳する場合、新しい魚に白点虫や卵がついていることもあるので、水槽にいれてからしばらく注意して観察してみましょう。

 

次は、ハナミノカサゴは食べることができるのかについてお伝えします。

 

ハナミノカサゴは食べることができるの?食べ方は?

 

ミノカサゴは美味しい魚で、さまざまな料理方法があります。新鮮なハナミノカサゴが手に入ったら調理して食べたいですよね。

■煮つけ
ミノカサゴを下処理した後、酒、醤油、みりん、砂糖で濃い目に煮付けます。
この食べ方が一番美味しく食べられるとされています。

■お刺身
新鮮なミノカサゴは刺身にしても美味しいく白い身が美しいです。

■塩焼き
ミノカサゴに塩を振り、グリルで焼き上げます。やや遠火で焦がさないように焼き上げると良いです。

■唐揚げ
小振りのハナミノカサゴは、内臓を処理したら頭から丸ごと全て唐揚げにします。背を開くと火が通りやすく食べやすいです。

ミノカサゴの背ビレ、腹ビレ、しりビレのトゲには毒があり、指などに刺さると強い痛みに長時間悩まされることになるため、キッチンバサミでヒレを切り落としてから調理すると安全です。

 

次に、ハナミノカサゴ性別雌雄(メスオス)に関してお伝えします。

 

ハナミノカサゴの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

 

ミノカサゴのオスとメスの違いについては、オスの方がメスより少し大きいです。

オスとメスの見分けをするには繫殖活動中が一番わかりやすいと思われます。

繁殖期になると多くのハナミノカサゴが集まりオスはメスにアピールをしています。

サイズが小さいものでお腹がふっくらしていものは、メスでお腹に卵を持っています。

メスを取り合いするのでオス同士のバトルが行われています。

ミノカサゴの繁殖については、高温の水温が維持された場所で日没時に産卵し、驚くべき速度で繁殖することが確認されています。

卵は粘膜に覆われた袋状の中にあり、数日間海中を漂って孵化します。

 

次に、ハナミノカサゴ販売価格や値段はどれくらいなのかについてお伝えします。

 

ハナミノカサゴの販売価格や値段はどれくらいなの?平均はどれくらい?

 

ハナミノカサゴはオンラインショップで購入が可能です。

価格はサイズや販売店によりますので、いろいろ調べお気に入りのハナミノカサゴを購入しましましょう。

ハナミノカサゴのサイズが2~3センチメートルで2000円、8~10センチメートルは3000円ほどで販売されていることが多いです。

もう少し大きなサイズは11~13センチメートルは3500円程です。

在庫ありのショップが多かったので、通年で購入は可能と思われますが、在庫無の場合はいつ入荷するか問い合わせをしてみましょう。

購入する際は、元気に泳いでいるもの、病気はないか、餌付けがされているかなど確認しておきましょう。

 

最後に、ハナミノカサゴ種類はなにがいるのかについてお伝えします。

 

ハナミノカサゴの種類はなにがいるの?似ている種類や品種は?

 

ハナミノカサゴはスズキ目フサカサゴ科ハナミノカサゴ属に分類される海水魚です。

ハナミノカサゴと似ている仲間にはミノカサゴがいます。

見分けるポイントは尾ヒレに黒斑点の有無なので、見分けがしやすいですね。

■ミノカサゴ
尾ビレは無地です。
伊豆半島~南日本で温帯性で、開けた砂地で生息をしています。胸ビレ軟条が12~13本ほどある。

■ハナハナミノカサゴ
尾ビレに細かい暗色斑があります。
主に伊豆半島~沖縄の熱帯性で岩礁やサンゴ礁に生息をしています。胸ビレ軟条が14~15本ほどでミノカサゴより多いです。

ハナミノカサゴが分類されるフサカサゴ科の仲間は他にキミオコゼやネッタイミノカサゴなどがいます

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

ハナミノカサゴのまとめ!

 

ハナミノカサゴはスズキ目フサカサゴ科ハナミノカサゴ属に分類される海水魚です。

ハナミノカサゴは背びれ・尻ビレの先端の棘の部分に毒があり刺されると腫れます。

和名は「ハナミノカサゴ」漢字は「花蓑笠子」と書きます。

ハナミノカサゴはインド洋東部から西太平洋にかけて広い範囲に生息しています。

ハナミノカサゴは最大で全長40センチメートルにまで成長する個体がいました。

ハナミノカサゴの寿命は約10年前後と言われています。

ハナミノカサゴは背ビレを伸ばした状態で泳がせるためには大きな水槽が必要です。

ハナミノカサゴは野生下では肉食性で小魚や甲殻類を食べています。

ハナミノカサゴは白点病に気を付けましょう。

ハナミノカサゴはさまざまな料理方法があります。

ハナミノカサゴのオスとメスの違いについては、オスの方が大きいです。

ハナミノカサゴの販売価格は11~13センチメートルは3500円程です。

ハナミノカサゴと似ている魚はミノカサゴがいます。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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