【サギフエの生態！】生息地や最大の大きさなど！

みなさんこんにちは。

本日は、サギフエの生態についてまとめていきたいと思います。

サギフエはトゲウオ目サギフエ科サギフエ属に分類される海水魚です。

サギフエの魚言葉は「知らない人について行かない」です。

では詳しくご紹介しましょう。

サギフエの写真をお見せします！

サギフエの特徴や性格についてもお伝えしますね。

サギフエの写真(画像)！特徴や性格は？漢字や英語で何ていうの？名前の由来はなに？

サギフエは長い吻(フン)でおちょぼ口をしており歯は無いです。

主に成魚は25～600メートルの海域で生息していますが、稚魚は浅瀬に生息しています。

成魚は深海にいるときは目立たないように白色と朱色の体表で、海面近くにいるときはシルバー色の体表になます。

稚魚はシルバーのキラキラした体表をしており、成魚とは体表の色が異なります。

エサを食べるときはカチ、カチという音を出しています。

サギフエは頭を下にした倒立姿勢で泳いぎ砂底を突っついていますが、早く泳ぐときは水平に泳いでいます。

和名は「サギフエ」漢字は「鷺笛」と書きます。

名前の由来は鳥のサギのくちばしのように長いので、サギフエと呼ばれているようです。

島根県の西部地方ではサギフエを「ヤンマーディーゼル」と呼ぶことがあるそうです。

英名は「Longspine snipefish 」、直訳すると「長いトゲのサギフエ」となります。

学名は「Macroramphosus scolopax　Linnaeus, 1758」です。

次にサギフエの生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします。

サギフエの生息地(分布)はどこなの？原産地はどこ？

サギフエは、大西洋、地中海、インド洋、西太平洋など温帯海域に広く分布しています。

日本では本州中部以南でよく見られます。

サギフエの成魚は、群れを作り水深は25～600メートルで生息し、幼魚も群れを作り表層近くて泳いでいます。風が強い次の日など幼魚が浜に打ち上げられて干からびてることもあります。

原産地については、特定できませんが温帯域が広く原産地であるといえるでしょう。

次は、サギフエが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するのかについてお伝えします。

サギフエが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するの？寿命の平均と最長は？

サギフエの成魚は全長15～18センチメートルで最大サイズは正確なデータは見つかりませんでした。

体重については10センチメートルで6.29グラムというデータがありました。

全長が18センチメートルだと10グラムほどになるかもしれません。

平均寿命や最高齢についても正確なデータは現状では見つかりませんでした。

今後に調査や研究が進めば、いろいろな生態と体に関するデータがでるかもしれませんね。

それでは次にサギフエの育て方(飼育方法)をお伝えします！

サギフエの育て方(飼育方法)は？水槽や照明器具の選び方は？

サギフエの飼育で一番重要なのは水温調整です。

サギフエは10～22℃が適温なので夏場は特に水温管理が難しいと思われます。

■水槽の準備
サギフエは全長18センチメートルほどなので60センチメートル水槽を用意してあげましょう。

■ろ過フィルターの設置
サギフエは海水魚なので、適切なろ過フィルターを設置することが重要です。

■水温と水質の管理
サギフエに適している水温は10〜22度の水温を好みます。クーラーやヒーター、水温計を用いて管理をしていきます。水質は弱アルカリ性を好みます。

■照明
生活のリズムをつけるため、照明を設置し殺菌作用のある照明器具を設置します。

■混泳について:
サギフエより大きな魚と一緒だと捕食されることがありますので、同じくらいのサイズがよいでしょう。チンアナゴと混泳すると、チンアナゴを突っつくサギフエが見られます。

■砂底
サギフエは砂底の小動物を食べる習性なので砂底を設置してライブロックや岩などもおいてあげましょう。

次に、サギフエのエサの量とやり方に関してお伝えします。

サギフエの餌と量はどうする？どう餌やりすればいい？

サギフエは、野生下では砂底にいる小動物を食べています。

サギフエの吻は長いですが、歯は無いので吸い込むように食べ、食べるときはカチ、カチと音がします。

サギフエは飼育下では、アサリ、シラスなどの小魚、エビを与えてあげましょう。

個体によって好みがあるかもしれませんのが人工飼料も食べますので与えてみましょう。

サギフエが食べ残したエサは水槽水の汚れの原因となりますので、食べきる量を与えてあげます。

それでは次に、サギフエがかかりうる病気をお伝えします。

サギフエがかかりうる病気は？対策方法も！

サギフエについて、特定の病気にかかりやすいという情報は見つかりませんでした。

しかし、一般的に魚はストレス、劣悪な飼育環境、栄養不足などによりさまざまな病気にかかる可能性があります。

海水魚は白点虫による白点病などにかかりやすいので、体表に白い点々や目が濁っていたら病気の可能性があるので、海水魚用の薬や、淡水浴をさせてあげます。

サギフエを飼育する場合は、水槽水の管理、バランスのあるエサを毎日与えてあげることが病気への対策となります。

次は、サギフエは食べることができるのかについてお伝えします。

サギフエは食べることができるの？食べ方は？

サギフエは食用には向いていないと思われます。

サギフエの調理法や料理をしたという情報は現状では見つかりませんでした。

全長15センチメートルほどありますが、筋肉は少ないと思われるので調理しても丸ごと唐揚げにすりか出汁にすると美味しいかもしれませんね

また、サギフエに毒の有無についても情報もなかったので食用にする場合は海水魚店などに確認をしてみましょう。

サギフエは食用にするより観賞用として楽しみたいですね。

次に、サギフエの性別雌雄(メスオス)に関してお伝えします。

サギフエの性別雌雄(メスオス)の見分け方は？

サギフエのオスとメスの見分けは、外見では困難と思われます。

サギフエオスとメスの違いがわかる情報は現状では見つかりませんでした。

サギフエは春に繁殖するようで、繁殖時はオスとメスが婚姻色思われる朱色になり頭を下でお腹をくっつけた態勢で行います。

繁殖活動中がオスとメスの区別がつくと思われますが、現状では詳細が不明なので今後調査や研究が進めば、オスとメスの判別がつきやすいかもしれません。

次に、サギフエの販売価格や値段はどれくらいなのかについてお伝えします。

サギフエの販売価格や値段はどれくらいなの？平均はどれくらい？

サギフエはオンラインショップで購入が可能です。

サイズは7センチメートルで3000円程という価格帯があり、他のサイズも同じような価格です。

オスとメスの判別、餌付けがされているかは不明でした。

多くのショップでは在庫がありましたので、水槽の設置や水槽水の準備ができたら購入してみましょう。

購入するときは、元気に泳いでいるもの、体に傷が無いか、病気はしていないか、餌付けがされているかなどを確認しておきましょう。運搬方法や送料も確認するとよいです。

最後に、サギフエの種類はなにがいるのかについてお伝えします。

サギフエの種類はなにがいるの？似ている種類や品種は？

サギフエが属するサギフエ属にダイコクサギフエはとても似ている姿・泳ぎ方をしています。

見分けるポイントは、背ビレのトゲが長い方がサギフエで、短い方がダイコクサギフエです。

サギフエに似ている魚は以下のような魚がいます。

■ヘコアユ
トゲウオ目ヘコアユ科ヘコアユ属
体は細長く、かつ極度に側偏しており、腹部は薄いです。管状の吻(フン)の先端に小さな口があり、歯はないです。頭を下に向けた独特の姿勢で泳ぎます。

■フエカワムキ
フグ目ベニカワムキ科
ストロー状に伸びた吻(フン)の先に小さな口で、魚の鱗を食べると言われています。
水深190〜400メートルの関東より以南、オーストラリア東岸、ニュージーランド、南アフリカなどで生息しています。

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう！

サギフエのまとめ！

サギフエはトゲウオ目サギフエ科サギフエ属に分類される海水魚です。

サギフエは頭を下にして倒立姿勢で泳いで砂底を突っついています。

名前の由来は鳥のサギのくちばしのように長いので、サギフエと呼ばれています。

サギフエは本州中部以南でよく見られ群れを作り水深は25～600メートルで生息しています。

サギフエの成魚は15～18センチメートルです。サギフエの飼育で一番重要なのは水温調整です。

サギフエは飼育下では、アサリ・シラスなどの小魚・エビを与えてあげましょう。

サギフエについて特定の病気にかかりやすいという情報は見つかりませんでした。

サギフエは食用には向いていないと思われます。

サギフエのオスとメスの見分けは、外見では困難と思われます。

サイズは7センチメートルで3000円程という価格帯がありました。

サギフエが属するサギフエ属にダイコクサギフエは、とても似ている

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。