【テリエビスの生態!】生息地や最大の大きさなど!

 

みなさんこんにちは。

本日は、テリエビスの生態についてまとめていきたいと思います。

 

テリエビスは、キンメダイ目イットウダイ亜目イットウダイ科イットウダイ属に分類される海水魚です。

昼間は岩陰に隠れているので、ダイバーはなかなか出会えない稀な魚と言われています。

 

では詳しくご紹介しましょう。

テリエビスの写真をお見せします!

テリエビスの特徴や性格についてもお伝えしますね。

 

テリエビスの写真(画像)!特徴や性格は?漢字や英語で何ていうの?名前の由来はなに?

 

(出典元:Instagram tomtom_sakusaku様より)

 

全テリエビスは、体的に体色が鮮やかな朱色をしており硬いウロコを持っています。

トゲのある背びれは頭に近いヒレ部分の黒い斑点があります。

テリエビスは夜行性のため、昼間はテトラポットや岩陰などに潜んでいることが多いです。

ダイバーが近寄るとさらに岩の奥に隠れてしまい警戒心が強い性格をしています。

和名は「テリエビス」漢字は「照恵比寿」「照夷」と書きます。

名前の由来について不明ですが、体表がてかてかしているから、という説がありました。

地域によって呼び名があり、奄美大島では「ちんぐわ」と呼ばれています。

英名は「Samurai squirrelfish 」「Japanese soldierfish」となります。

英名の名前の由来も不明なので、今後詳細がわかることを期待したいです。

学名は「Sargocentron ittodai (Jordan & Fowler, 1902)」です。

 

次にテリエビスの生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします。

 

テリエビスの生息地(分布)はどこなの?原産地はどこ?

 

テリエビスは、南日本、東シナ海 、琉球列島、インド洋、太平洋に広く分布しています。

夜行性のため、昼間はテトラポットや岩陰などにおり夜になると小魚や甲殻類などを食べています。

テリエビスを観測することは難しいと思われますが、水族館では観察することができます。

テリエビスの原産地は不明でしたが、現在生息している場所全体が原産地を思ってよいでしょう。

 

次は、テリエビスが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するのかについてお伝えします。

 

テリエビスが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するの?寿命の平均と最長は?

 

テリエビスは全長12~15センチメートルで、最大では30センチメートルほどというデータがありました。

体重についての詳細がわかるデータは見つかりませんでした。

テリエビスの寿命、平均寿命は現状では詳しいデータが見つかりませんでした。

今後、テリエビスの生態について研究や調査が進めば体重や寿命のデータが得られるかもしれませんね。

 

それでは次にテリエビスの育て方(飼育方法)をお伝えします!

 

テリエビスの育て方(飼育方法)は?水槽や照明器具の選び方は?

 

テリエビスの飼育方法について特化した情報は見つかりませんでしたので、一般の海水魚の飼育方法をご紹介していきます。

■水温
冬季は12〜17度、夏季は18〜27度に水温を調整し、水温計を設置して毎日確認をしてあげましょう。

■飼育環境
テリエビスは夜行性で、昼間は岩陰に隠れており、夜間に外に出て泳ぎ回ります。
そのため飼育水槽でも岩陰を作ってあげることが重要です。
サンゴを食べたりすることはなく、サンゴ水槽での飼育も可能ですが、エビやカニ、コシオリエビなどの混泳はしないほうがいいでしょう。

■体に触れるときの注意点
テリエビスの背ビレやエラ蓋にはトゲがあるので水槽に入れるときなどは注意しましょう。

■照明
テリエビスは強い光をあまり必要としないため、蛍光灯、LEDどの環境であっても飼育が可能です。ただし、照明器具は必ず絶縁処理の施された海水用を設置してください。
殺菌作用のある照明を設置して病気予防してあげましょう。

■ろ過フィルター
水槽の水質を維持するためには必要です。

■ライブロックなど
底砂や岩、ライブロックは、水槽内のテリエビスの隠れ家になります。

■保温器具・水温計
適切な水温を維持するためには、ヒーターと水温計が必要です。

■人工海水の素・比重計
海水魚を飼育するためには、海水を再現するための人工海水の素と、その濃度を測るための比重計が必要です。

■バクテリア・カルキ抜き
水槽のサイクルを早めるためには、バクテリアを添加することが推奨されます。
また、水道水に含まれるカルキを除去するためのカルキ抜きも必要です。

 

次に、テリエビスのエサの量とやり方に関してお伝えします

 

テリエビスの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?

 

テリエビスは野生下では、小魚やカニ、エビなどの甲殻類を好んで食べています。

飼育下では人工飼料、冷凍エサ、切り身、貝類、小魚、小型甲殻類などを与えてあげましょう。

エサは1日1~2回ほど、朝と夕方にあげます。

食べきる量がわかったら、多めに与えないようにします。

残ったエサで水槽水が汚れ、病気になる原因となるかもしれません。

 

エサを与えるときに、体表や目の周り、泳ぎ方や食べ方もチェックするとよいでしょう。

 

それでは次に、テリエビスがかかりうる病気をお伝えします。

 

テリエビスがかかりうる病気は?対策方法も!

 

テリエビスがかかりやすい病気には以下のようなものが考えられます。

■白点病
体に白い点々が現れる病気で、寄生虫によるものです。
治療方法としては、淡水浴または市販の熱帯魚用の治療薬を使っての治療をします。

■トリコディナ
体表面がうっすら白い膜につつまれたり、ヒレの透明度が落ち白っぽくなる症状の病気です。
トリコディナは病気の進行が非常に早く、放置すると数日足らずで死亡するため、発見したらすぐの治療をしてあげましょう。

■マツカサ病
ウロコが逆立ったように見える症状の病気です。

■ハダムシの寄生
海水魚の目が白く濁ったような症状になっている場合はハダムシの寄生が疑われます。

■リムフォシスティス
魚のヒレや体に白い綿のようなものが付着します。

これらの病気は、飼育環境や魚の体調により発症する可能性があります。

病気の予防や早期発見、適切な治療が重要です

水槽水を清潔に保ち、水温や水質のチェックを行って健康管理をしてあげましょう。

 

次は、テリエビスは食べることができるのかについてお伝えします。。

 

テリエビスは食べることができるの?食べ方は?

 

テリエビスは食べることができます。

白身の魚で、刺身や煮付け、塩焼き物などに調理され美味しく食べられます。

ウロコがしっかりしているため、捌くのに手間取りますが、内臓に多少の臭みがあるので手際よく捌くとよいでしょう。

捌くときは、エラにあるトゲがあり、トゲに刺さるとピリピリとした痛みがしばらかく感じられます。

テリエビスは自力で釣ることができますので、小さ個体はリリースして大きなサイズが釣れたら食べてみましょう。

 

次に、テリエビスの性別雌雄(メスオス)に関してお伝えします。

 

テリエビスの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

 

テリエビスのオスとメスの見分け方の詳細はわかりませんでした。

見た目に違いはないと思われるので繫殖活動中が一番見分けができると思われます。

しかし、繫殖活動についての情報は現状では見つかりませんでした。

テリエビスの稚魚は成魚と同じ体形をしており、美しい鮮やかな朱色をしています。

今後、テリエビスの繫殖についていろいろわかってくれば、オスとメスの見分けもわかるかもしれませんね。

 

次に、テリエビスの販売価格や値段はどれくらいなのかについてお伝えします。

 

テリエビスの販売価格や値段はどれくらいなの?平均はどれくらい?

 

テリエビスはオンラインショップで購入が可能です。

8~10センチメートルで1200円、13センチメートルで3000円、サイズは不明ですが、2000円ほどで販売されています。

しかし、在庫が無いショップが多いのでいつ入荷するか確認してみましょう。

どのショップもオスとメスの判別はされていませんでした。

購入する際は、体に傷がないか、元気で丈夫な個体を選ぶようにしましょう。

海水魚店に、餌付けがされているか、運搬方法や送料も確認しておくとよいでしょう。

 

最後に、テリエビスの種類はなにがいるのかについてお伝えします。

 

テリエビスの種類はなにがいるの?似ている種類や品種は?

 

テリエビスはニジエビスによく似ていると言われています。

背ビレのトゲの色が朱色か黒色で見分けることができます。

ニジエビスは背ビレが黒くて体の側面に白い縦ラインがありますが。

テリエビス合は背ビレは朱色で頭に近いトゲに黒い斑点があります。

他にも体色が朱色をしているイットウダイ、ハナエビス、トガリエビス、アヤメエビスと似ています

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

テリエビスのまとめ!

 

テリエビスはキンメダイ目イットウダイ科イットウダイ属に分類される海水魚です。

テリエビスは全体的に体色が鮮やかな朱色で硬いウロコを持っています。

テリエビスは夜行性のため、昼間はテトラポットや岩陰などに潜んでいることが多いです。

和名は「テリエビス」漢字は「照恵比寿」と書きます。

テリエビスは、南日本、東シナ海 、琉球列島、インド洋、太平洋に広く分布しています。

テリエビスは最大では30センチメートルほどになります。

テリエビスは野生下では、小魚やカニ、エビなどの甲殻類を好んで食べています。

テリエビスがかかりやすい病気には白点病などがあります。

テリエビスは白身の魚で、刺身や煮付け、塩焼き物などに調理され美味しく食べられます。

テリエビスのオスとメスの見分け方の詳細はわかりませんでした。

テリエビスは8~10センチメートルで1200円で販売されています。

テリエビスはニジエビスによく似ていると言われています。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

(出典元:アイキャッチ画像はInstagram blue_ocean_creatures様より)

 

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