【ニシキアナゴの生態!】生息地や最大の大きさなど!

 

みなさんこんにちは。

本日は、ニシキアナゴの生態についてまとめていきたいと思います。

 

ニシキアナゴはウナギ目アナゴ科シンジュアナゴ属に分類される海水魚です。

体型がよく似たチンアナゴと間違われますが、長さと体表の柄が異なります。

 

では詳しくご紹介しましょう。

ニシキアナゴの写真をお見せします!

ニシキアナゴの特徴や性格についてもお伝えしますね。

 

ニシキアナゴの写真(画像)!特徴や性格は?漢字や英語で何ていうの?名前の由来はなに?

 

 

ニシキアナゴは、砂の中に穴を掘り、その中で生息をしています。

巣穴は、自分の尾ヒレを使って掘り進めます。

そして、自分から出す粘液で砂を固め、巣穴が崩れないようにしています。

穴掘り作業中はは激しい動きですが、掘り終わると落ち着いた様子で波に揺られています。

たまに巣穴から出て、くねくねして泳ぐ姿も見られます。

性格はかなり警戒心が強く、外敵やダイバーが近づくとさっと素早く砂の中に潜ってしまいます。

ニシキアナゴの和名は「ニシキアナゴ」、漢字は「錦穴子」となります。

名前の由来は、華やかな色彩が織物の「錦」に似ていることからきていると言われています。

英名は「Splendid Garden Eel」

学名は「Gorgasia preclara」です。

 

次にニシキアナゴの生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします。

 

ニシキアナゴの生息地(分布)はどこなの?原産地はどこ?

 

ニシキアナゴはインド太平洋西部の熱帯域に広く分布しています。

モルディブからパプアニューギニア、フィリピン近海、日本では主に琉球列島に生息しています。

ニシキアナゴは、流れのある水深18~75メートルの砂地で確認されていますが、多くは水深30メートルほどの砂地で見られることが多いです。

原産地についての具体的な情報は見つかりませんでしたが、その広範な分布から考えると、これらの地域全体がニシキアナゴの原産地と考えられます。

ニシキアナゴは、1981年にJ. E. BohlkeとJ. E. Randallによって発見されていますが、発見地についての情報は見つかりませんでした。

もし今後、発見地がわかれば原産地について詳しくわかるかもしれませんね。

 

次は、ニシキアナゴが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するのかについてお伝えします。

 

ニシキアナゴが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するの?寿命の平均と最長は?

 

ニシキアナゴの成魚の体長は最大で40センチメートルに達し、体の直径は約1センチメートルです。

平均的な全長については、約30センチメートルほどとが多いでしょう。

体重についての具体的な情報も見つかりませんでした。

寿命については、自然下での寿命は3~6年程度と考えられています。

今後、調査や研究が進み、ニシキアナゴの体重や新たな発見などあるかもしれませんね。

 

それでは次にニシキアナゴの育て方(飼育方法)をお伝えします!

 

ニシキアナゴの育て方(飼育方法)は?水槽や照明器具の選び方は?

 

ニシキアナゴの飼育は一般家庭でも可能ですが、以下の点に注意が必要です。

■底砂
ニシキアナゴは砂の中に穴を掘って生活するため、細かい底砂を7センチメートルくらい敷いて、落ち着く環境を用意してあげることが重要です。

■水槽
水槽の大きさは飼育数にもよりますが、60~180センチメートルがよいでしょう。砂底を掘るので横サイズより、高さのあるタイプがいいでしょう。

■照明
生活のリズムを付けるため、照明を設置してあげます。LEDや殺菌作用のある照明がおすすめです。

■水温
ニシキアナゴの適正水温は24℃~26℃です。水温計を設置して毎日水温管理を行いましょう。

■混泳
ニシキアナゴがその環境に慣れるまで他の魚との混泳は避けた方が良いです。また、1尾だけでなく数匹で飼育すると新しい環境に馴れやすいです。

■水質管理
ニシキアナゴの水槽は他の魚よりも汚れやすいです。食べ残しが水槽内に残ることも多く、また底砂の上に沈下させたエサが砂に埋もれてしまい、水槽数の汚れの原因になります。
食べ残したエサは取り除いてあげましょう。

■水槽にフタをする
ニシキアナゴが巣穴から出て泳ぐと、誤って水槽の外に出てしまう恐れがあるので、フタをして飛び出し防止に備えましょう。

以上の点を考慮に入れて、ニシキアナゴの飼育を楽しんでください!

 

次に、ニシキアナゴのエサの量とやり方に関してお伝えします。

 

ニシキアナゴの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?

 

ニシキアナゴは野生下では動物性プランクトンを食べています。

飼育下では冷凍エサを与え、慣れてきたら乾燥粒餌に切り替えていきましょう。

砂に埋もれている状態でエサを食べるので、水槽にいれたエサをちゃんと食べられているか見てあげましょう。

1尾より複数で飼育している方がエサを食べている姿はともて興味深く観察できますよね。

エサは1日に与える回数を決め、食べ残しの無い量を与えてあげます。

残ったエサが水中にあると水槽水の汚れの原因になりますので、取り除いていあげます。

 

それでは次に、ニシキアナゴがかかりうる病気をお伝えします。

 

ニシキアナゴがかかりうる病気は?対策方法も!

 

ニシキアナゴがかかりうる病気についての情報は現状では見つかりませんでした。

ニシキアナゴは海水魚がかかりやすい白点病にはなりにくいですが、尾っぽが赤くなっていないか注意が必要です。

尾っぽが怪我すると砂に潜れず死んでしまいます。

一般的に海水魚は寄生虫などによるベネデニア症(はだむし症)、白点病、ウーディニウム病などの感染症にかかります。

もし病気にかかってしまったら、淡水浴や海水魚用の薬を水槽に入れるて治療をします。

淡水浴は、カルキを抜いた真水を水槽水の水温と同温にして約5分程泳がせます。

はだむしなどは、2~3分位で浸透圧の関係で白くなり死んで魚からはがれていきます。

しかし、もし寄生虫の卵が水槽にあった場合は、淡水浴での効果は見られません。

徐々に水槽水を交換し、すべて交換が終わってから、再度交換を行うとよいでしょう。

病気にかからないように、毎日の水温や水槽水、動き方のチェックを行っていきましょう。

 

次は、ニシキアナゴは食べることができるのかについてお伝えします。

 

ニシキアナゴは食べることができるの?食べ方は?

 

ニシキアナゴは食用に利用することはないようです。

全長は最大で40センチメートルですが、体の幅は1センチメートルととても細いので捌いても身が少なそうですね。

一般のアナゴは、かば焼、煮物、てんぷら、酢の物など様々な調理に活用され甘辛いタレなどが似合います。

ニシキアナゴはその美しい体色から、食用より観賞用として楽しんでいくほうがよさそうですね。

また、「すみだ水族館」ではニシキアナゴを模したパンが販売されているようなので、このパンを食べてみてもいいですね。

 

次に、ニシキアナゴとメスの見分け方についてお伝えします。

 

ニシキアナゴの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

 

ニシキアナゴのオスとメスの見分け方についての具体的な情報は見つかりませんでした。

ニシキアナゴは砂の中に生息しており、通常は頭と体の最上部だけが砂から突き出ています。

そのため、性別を見分けるのは難しいかもしれません。

ニシキアナゴの産卵行動は非常に特徴的ですが、オスとメスを見分けには一番わかりやすいです。

まず、メスが巣穴からカクカクとした素早い動きで体を伸ばして放卵します。

その直後にオスが巣穴から出てきて放精するという特有の行動が見られます。

繁殖行動中がオスとメスの見分け方に適していますが、夜間に行われることがあるので、飼育中は見逃さないようにしたいですよね。

 

次に、ニシキアナゴの販売価格や値段はどれくらいなのかについてお伝えします。

 

ニシキアナゴの販売価格や値段はどれくらいなの?平均はどれくらい?

 

ニシキアナゴの販売価格は、各ショップやサイズにより異なりますが、以下のような価格帯がありました。

オスとメスの判別はできませんがサイズが15~20センチメートルで10,000円でありました。

またニシキアナゴとチンアナゴが1尾づつで4000円という価格もありました。

ニシキアナゴは繁殖するかもしれないので、1尾より複数で飼育してみたいですよね。

生きているニシキアナゴもよいですが、ぬいぐるみや様々なグッズも数多く販売されておりニシキアナゴの人気がわかりますね。

 

最後に、ニシキアナゴの種類はなにがいるのかについてお伝えします。

 

ニシキアナゴの種類はなにがいるの?似ている種類や品種は?

 

ニシキアナゴと同じ種類の魚には、チンアナゴがいます。

ニシキアナゴとチンアナゴは、どちらもチンアナゴ属に属しており、生息地も生態もほぼ同じですがチンアナゴの方が日本近海ではよく見られます。

見分ける方は、サイズと柄に違いで、ニシキアナゴの方が10センチメートルほど大きいです。

水族館では、一緒に展示されていることも多く、違いが観察しやすいですね。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

ニシキアナゴのまとめ!

 

ニシキアナゴはウナギ目アナゴ科シンジュアナゴ属に分類される海水魚です。

ニシキアナゴは砂の中に穴を掘りその中で生息をしています。

英名は「Splendid Garden Eel」、学名は「Gorgasia preclara」です。

ニシキアナゴはインド太平洋西部の熱帯域に広く分布しています。

ニシキアナゴの成魚の体長は最大で40センチメートル、体の直径は約1センチメートルです。

ニシキアナゴの飼育は一般家庭でも可能ですが、底砂をおおく敷いてあげます。

ニシキアナゴは野生下では動物性プランクトンを食べています。

ニシキアナゴの尾っぽが赤くなっていないか注意が必要です。

ニシキアナゴは食用に利用することはないようです。

ニシキアナゴの産卵行動は非常に特徴的です

ニシキアナゴの販売価格はサイズが15~20センチメートルで10,000円程です。

ニシキアナゴと同じ種類の魚には、チンアナゴがいます。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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