【ルックダウンの生態!】生息地や最大の大きさなど!

 

みなさんこんにちは。

本日は、ルックダウンの生態についてまとめていきたいと思います。

 

ルックダウンは、スズキ目スズキ亜目ヒラマナアジ属に分類されるシロガネアジという名前の海水魚です。

この魚は大西洋に生息しており、英名からルックダウンと呼ばれることもあります。

 

では詳しくご紹介しましょう。

ルックダウンの写真をお見せします!

ルックダウンの特徴や性格についてもお伝えしますね。

 

ルックダウンの写真(画像)!特徴や性格は?漢字や英語で何ていうの?名前の由来はなに?

 

 

ルックダウンの口は非常に低い位置にあり、その角が下を向いて額は絶壁になっています。

人間の基準からすると非常に機嫌が悪いように見えますよね。

特別な色素でキラキラと光る体表と、正面から見ると薄っぺらな体の形で外敵から身を守っています。

ルックダウンの和名は「シロガネアジ」で、漢字は「白銀鯵」と書きます。

白銀のようなピカピカと光る姿が名前の由来と言われています。

英名は「Lookdown」で、顔をやや下方に向けて泳ぐ姿勢をとることがあり、その姿が「見下ろしている」ように見えたので、英語で「見下ろす」を意味する「Look down」が名前となったという説があります。

和名と英名では、すこし名前の由来が異なるようですね。

学名は「Selene vomer」となります。

 

次にルックダウンの生息地(分布)はどこなのかについてお伝えします。

 

ルックダウンの生息地(分布)はどこなの?原産地はどこ?

 

ルックダウンは大西洋、西太平洋の亜熱帯域に分布し西太平洋のカナダ〜ウルグアイ、メキシコ湾、ブラジル海岸の沿岸でよく見られています。

主に沿岸の砂底や泥底の浅場などに生息しています。

日本近海では見られませんが、キラキラ光る姿が珍しいため水族館で展示され、見ることができます。

シロガネアジは水深1~53メートルの海水域や、汽水域の沿岸近くの砂底などでも見られます。

若いときは群れを作り、成長すると単体で活動していくようになります。

幼魚は砂浜の近くでも見ることができます。

原産地については明確な情報が見つかりませんでしたが、大西洋、西太平洋の亜熱帯域が広く原産地と思われます。

この魚は特有の風貌から、水族館や観賞魚として飼育されることが多いです。

 

次は、ルックダウンが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するのかについてお伝えします。

 

ルックダウンが成体になると最大でどれくらいの大きさや重さに成長するの?寿命の平均と最長は?

 

ルックダウンは成魚になると最大全長40センチメートルまで成長します。

全長の平均サイズは20~30センチメートルになります。

体重については大体1キログラムという情報がありましたが、最重量についてはわかりませんでした。

寿命については、飼育下では20年というデータがありましたが、野生下での平均寿命や最長年齢については現状では不明です。

今後、寿命や重量について詳細なデータがわかるように期待をしたいですね。

 

それでは次にルックダウンの育て方(飼育方法)をお伝えします!

 

ルックダウンの育て方(飼育方法)は?水槽や照明器具の選び方は?

 

ルックダウンの飼育方法について、詳しい情報は見つかりませんでした。

ルックダウンは泳ぐスピードが速く、性格はおとなしいで海水魚の部類です。

混泳も出来ますが、自分より小さな魚は食べてしまうので、同じくらいか大きなサイズの魚と混泳させてあげましょう。

それでは、一般的な海水魚の飼育方法について簡単にご紹介します。

■水槽
ルックダウンを飼育するには水槽のサイズは90~120センチメートル以上が好ましいです。

■飼育水の準備
比重計を用意し、市販の人口海水の素などで水道水から飼育水を作ります。
実際にルックダウンを入れる2週間ほど前から作っておきましょう。

■水槽水の管理
水中の塩分濃度が適切であるかを定期的にチェックし、必要に応じて新しい飼育水を加えて調整します。

■照明
照明を使って水中を明るく照らし、生活のリズムをつくります。
病気の予防の為にLED、殺菌灯をつけることをおすすめします。

■フィルター
適切なフィルターを使用して、水中の浮遊物、有機物、窒素エキスなどの汚れを取り除きます。
稚魚を飼育する場合は、フィルターに吸い込まれないように、スポンジなどで保護しておきます。

■水温管理
ルックダウンの適切な温度は、25~28度の高水温の範囲内です。
常に適温を保てるように水温計で毎日確認をしましょう。

■水質テスト
適切な水質を維持するために、水質テストを行い、必要に応じて水質調整を行います。

■飼育環境を整える
岩石、石、コーラルなど隠れ家や、底砂をいれて水槽内をレイアウトをしてみましょう。

 

次に、ルックダウンのエサの量とやり方に関してお伝えします。

 

ルックダウンの餌と量はどうする?どう餌やりすればいい?

 

ルックダウンは野生下では、甲殻類や小魚を食べています。

飼育下では、餌付けはよく、人工エサ、乾燥エビ、小魚など大抵のエサは食べてくれます。

食いつきがいいので、混泳させる場合は他の魚もエサが食べられるように注意しましょう。

エサは1日に与える回数を決め、食べ残しの無い量を与えてあげます。

残ったエサが水中にあると水槽水の汚れの原因になりますので、取り除いていあげます。

 

それでは次に、ルックダウンがかかりうる病気をお伝えします。

 

ルックダウンがかかりうる病気は?対策方法も!

 

ルックダウンがかかりうる病気についての情報は現状では見つかりませんでした。

一般的に海水魚は寄生虫などによるベネデニア症(はだむし症)、白点病、ウーディニウム病などの感染症にかかります。

もし病気にかかってしまったら、淡水浴や海水魚用の薬を水槽に入れるて治療をします。

淡水浴を試してもよいでしょう。カルキを抜いた真水を水槽水の水温と同温にして約5分程泳がせます。

はだむしなどは、2~3分位で浸透圧の関係で白くなり死んで魚からはがれていきます。

しかし、もし寄生虫の卵が水槽にあった場合は、淡水浴での効果は見られません。

徐々に水槽水を交換し、すべて交換が終わってから、再度交換を行うとよいでしょう。

病気にかからないように、毎日の水温や水槽水、泳ぎ方などのチェックを行っていきましょう。

 

次は、ルックダウンは食べることができるのかについてお伝えします。

 

ルックダウンは食べることができるの?食べ方は?

 

ルックダウンはアジ科の仲間なので、アジがよく美味しく食べることができます。

しかし、シガテラ毒を持つ個体がいますので、食用にするときは注意が必要です。

大西洋沿岸では、釣ったルックダウンを調理して食べています。捌くと、アジに似た白身が2枚ほど取れます。

調理方法は、塩、コショウ、スパイスを振ったらバターオリーブオイルでソテーします。また、衣をつけてフライにしてもよいでしょう。

そのままフライやソテーで食べてもいいですが、身が薄いのでサンドイッチやタコスに挟んでも美味しく食べられます。

ルックダウンは、美味しいですが身が少ないので、大量に食べたい場合は数匹をまとめて調理する必要があるでしょう。

日本では入荷が難しいので、食用より観賞用として飼育したいですよね。

 

次に、ルックダウンとメスの見分け方についてお伝えします。

 

ルックダウンの性別雌雄(メスオス)の見分け方は?

 

ルックダウンのオスとメスの見分け方についての情報は見つかりませんでした。

仲間であるアジも。オスとメスは外見では見分け方は難しいため、ルックダウンも困難かと思われます。

一般的に海水魚は繁殖期がオスとメスの見分けがつきやすいですが、ルックダウンの繁殖活動についての情報は今のところはわかりませんでした。

ただ、ルックダウンは、卵生で稚魚には横にラインが数本入り、成魚より長いヒレがあるという情報はありました。

今後ルックダウンの繁殖活動など新しい発見があることを期待したいですよね。

 

次に、ルックダウンの販売価格や値段はどれくらいなのかについてお伝えします。

 

ルックダウンの販売価格や値段はどれくらいなの?平均はどれくらい?

 

ルックダウンは、オンラインショップなどで購入が可能です。

サイズが4センチメートル前後の個体は、13000円程で販売されていました。

しかし在庫切れというショップが多かったです。

輸入するため、常に入荷している海水魚ではないことから、とても高価になるのかもしれませんね。

もし購入を希望する場合で、ショップに無ければ問い合わせをして入荷時期を確認してみましょう。

海水魚専門店で購入する場合は、元気に泳いでいる、体に傷がないかを確認をしましょう。

餌付けがされているか、どんなエサを与えていたか、運搬方法も聞いておくとよいでしょう。

 

最後に、ルックダウンの種類はなにがいるのかについてお伝えします。

 

ルックダウンの種類はなにがいるの?似ている種類や品種は?

 

ルックダウンは、スズキ目スズキ亜目ヒラマナアジ属に分類される海水魚です。

アジヒラマナアジ属にはルックダウンの他にヒラマナアジがいます。

ルックダウンのような銀色に光る姿ではなく、赤茶色をしており、生態等不明な点が多く今後の調査に期待をしたいです。

ルックダウンと姿が似ている魚は、イトヒキアジの幼魚でしょう。

イトヒキアジの幼魚は、ざっくりとした見た目は似ていますが、額はルックダウンのような絶壁ではなく、横ラインがあり、背ビレと胸ビレが長い部分で見分けができます。

イトヒキアジの背ビレと胸ビレは成長とともに短くなり、体形もアジに近くなっていきます。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

ルックダウンのまとめ!

 

ルックダウンは、スズキ目スズキ亜目ヒラマナアジ属に分類される海水魚です。

和名はシロガネアジですが、英名のルックダウンと呼ばれることが一般的です。

名前の由来は、顔をやや下方に向けて泳ぐ姿勢をとるからという説があります。

ルックダウンは日本近海では見られず、カナダ、メキシコの湾などでよく見られています。

ルックダウンは成魚になると最大全長40センチメートルまで成長します。

ルックダウンの寿命については飼育下では20年というデータがありました。

ルックダウンは性格はおとなしいため混泳が出来ます。

ルックダウンは野生下では、甲殻類や小魚を食べ、飼育下では人工エサなど食べます。

ルックダウンがかかりうる病気は不明ですが、ストレスのない環境は必要です。

ルックダウンは、白身で美味しく食べられます。

ルックダウンは、1尾が13000円程度で販売されています。

ルックダウンは、イトヒキアジの幼魚に似ています。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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